懐かしのテレビで仕事をしてみる【実装編】

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懐かしのテレビで仕事をしてみる【実装編】

みなさん、こんにちは。

最近スポーツ自転車(ロードバイク)を買いました。
休みの日の度に30㎞ほど走り回っていますが、いまだに自宅近くの坂道を登りきれません。

ちょろさんです。

先日、モナイさんにブログで書くネタの相談をしたところ

「そういえば、この間みつけたアナログテレビ。あれをパソコンで使えたら面白そうじゃない?」

ということで、4Kテレビも広まりつつあるこのご時世に、アナログテレビをパソコンで使えるようにしてみたいと思います。

前回の【準備編】をおさらいしますと、無事にアナログテレビの電源を入れることができたものの、パソコンと接続する術が分からずじまいでした。
テレビ側には、「RCA端子」という黄色い端子があるのみです。

モナイさんから「S端子」を使うという情報を教えてもらいますが、そもそも「S端子」が何のことか分かりません。
なので、まず今回は「S端子」の正体を調べることから始めます。

S端子とはなんぞや?

調べてみたところ「S端子」とは、写真の赤枠で囲んであるコネクタのことでした。
(ちなみに、「RCA端子」は「S端子」の左側にある端子です)

s端子

「S端子」という名前から、S字カーブのような形をしているのかな、と勝手に想像していましたが全く違いました。
「S端子」の”S”は、セパレート(Separete)の”S”のようです。

色と明るさの情報を、セパレート(Separete)して信号を送る仕組みから名づけられたそうです。

では、なぜ「S端子」があれば「RCA端子」を使えるのか。
それは、信号を送る仕組みは異なりますが、送っている信号そのものは「RCA端子」で使われる信号と同じなため、「S端子」があれば「RCA端子」を利用できるようです。
(ただし、見ての通りコネクタの形状も違いますので、別途変換ケーブル、コネクタが必要です)

これであれば、モナイさんから教えていただいた通り、パソコンに「RCA端子」がなくてもアナログテレビに繋げられそうです。

しかし、肝心なことを忘れていました。
私が使っているパソコンには「RCA端子」も無ければ、「S端子」もありませんでした・・・。

コンバイン。

はてさて、いったいどうしましょう。
といっても、パソコン本体に備え付けられていない以上、あとから増やすしかありません。

故障して会社に戻ってきた液晶モニターの修理をすることもある私ですが、「S端子」とハンダコテを用意して、ちょちょいと・・・は、さすがに無理です(笑)
そこで、グラフィックカードと呼ばれる、パソコン本体に後から取付可能なパーツを利用することにします。

グラフィックカードとは、モニターに絵や文字など、映像を映し出すために使われるパーツです。

ただ最近では、グラフィックカードがなくても、映像を映すことのできるパソコンもあります。
そういったパソコンでは、CPUやチップセットと呼ばれるパーツに、グラフィックカードと同じ働きをする機能が含まれているので、グラフィックカードがなくても使えます。

といったように書くと、グラフィックカードは映像を映すことのできない、昔のパソコンのためにあるように感じますが、決してそんなことはありません。
今でも3Dゲームのような、高度な処理能力を求められる場面で活用されます。
むしろ、そういった用途であれば、積極的に使われるパーツです。

そんなグラフィックカードを今回は、S端子を使いたい、というとてもニッチな理由で使います。

そんなわけで、会社の在庫から「S端子」を持つグラフィックカードを探してみます。
けど、デジタル全盛期の時代に「S端子」なんてアナログなコネクタを持つグラフィックカードが、そうそう見つかるとは思えな・・・と思ったら見つかりました!

グラフィックカード

なんという出来過ぎた展開なのでしょうか。
実は仕込みなのではないかと、思わず疑ってしまいます。

奇蹟を素直に喜べない、ひねくれた私です。

上手いこと見つかってくれたので、早速パソコンへ取り付けてみます。

取り付け方法は、いたって簡単です。
パソコン本体からケーブル類を取り外したら、パソコン本体のカバーも外します。
外すと写真のような、マザーボードと呼ばれる基板をパソコンの中に確認できるはずです。

マザーボード

今回見つけたグラフィックカードは、「PCI-Express x16」という接続規格のため、PCIスロットと呼ばれる部分に物理的に差込みます。
上の写真の指でさしている部分が該当します。
取り付けたら、外したカバーを元に戻しましょう。

グラボ取付後

無事に取り付けできました!

この後、ケーブル類を繋ぎ直したらパソコンを起動させ、普段通り液晶モニターに映れば取り付け成功です。
(映像ケーブルは、取り付けたグラフィックカードに接続してください。)
あとは、パソコンが起動したら、グラフィックドライバーと呼ばれるソフトをインストールして完了です。

自転車のタイヤのパンク修理はできなくても、これならあっという間にできそうです。

ようやくお目見え。

さて、無事に取り付けできましたが、アナログな端子を持ったグラフィックカードです。
デジタル全盛期におけるパソコンに使えるグラフィックドライバーがあるとは思えな・・・と思ったら、こちらも無事見つかります。

本当に、いろいろ都合良すぎる気が・・・。

とりあえず、無事に取り付けできましたので、早速アナログテレビに接続してみます。

起動画面

おお、映りましたー!
いつも見ている起動画面ですが、ここまで紆余曲折あった分、なかなか感慨深いものがあります。

順調に操作できる画面まで起動して、ドライバーのインストールも無事に完了。
これで準備万端です。

では、早速仕事をしてみます!

表示領域0

何か、画面が狭い気もします・・・。
試しによく使うWEBサイトを開いてみました。

表示領域4

やはり狭い!
普段メインモニターで見ている時は、こんな感じでした。

表示領域5

これ何とかならないのでしょうか・・・。

あと、なんとなーく、全体的にボヤけている気がします。

文字ぼやけ1

こちらはメインモニターで見た場合。

文字ぼやけ2

気のせいじゃないよね?

映ったには映ったけども。

せっかく映るようになりましたが、正直これでは仕事できそうにありません。

液晶モニターとして元々の小ささがある以上、メインモニターと同じに、とはいかないと思いますが、もう少し広くなってほしいです。
そして、小さなアナログテレビでも、こんなに快適に仕事できてます、というのを見せつけたい。

そんなわけで、画面表示と戦う次回へと話はまだまだ続きます。

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