懐かしのテレビで仕事をしてみる【完結編】

懐かしのテレビで仕事をしてみる【完結編】

みなさん、こんにちは。

スポーツ自転車(ロードバイク)に乗るようになってから、普段持ち歩く荷物の重さに敏感になりました。
結果、カバンがスカスカになりました。

ちょろさんです。

先日、モナイさんにブログで書くネタの相談をしたところ

「そういえば、この間みつけたアナログテレビ。あれをパソコンで使えたら面白そうじゃない?」

ということで、4Kすら越えて8Kも視野に入ってきたこのご時世に、アナログテレビをパソコンで使うことになりました。

前回までのあらすじ

これまで【準備編】【実装編】とやってきて、無事にパソコンの画面をアナログテレビに映せるようになりました。

検索サイト画面

見慣れている検索サイトなはずなのに、なぜだかとてもキュンッとします。

こうしてちゃんと映ってくれましたが、ツッコミたいところはいくつかあります。
特に気になっているのは、次の2つです。

  • 画面が狭い気がする(テレビの大きさが10.2インチのせい?)
  • 全体的にボヤけている気がする(アナログテレビだからなのかな?)
  • でも、この2つがある時点で、もう仕事には使えない気が・・・。

    ボヤけについては、写真で見るからでは?と思われるかもしれませんが、こちらをご覧ください。

    ボヤけ比較

    左が液晶モニターで見た場合、右がアナログテレビで見た場合です。
    だいぶボヤけてますよね。

    恐らくこれで正常なわけですけど、現役で使っていた方々は見づらくなかったのでしょうか。

    ちなみに私は、もし何も知らずにこれを渡されたら、壊れていると思って、即廃棄するレベルです。

    でも、とりあえず使ってみます。

    画面の狭さや、ボヤけ具合は気になりますが、せっかく使えるようになったので、とりあえず使ってみることにします。

    とその前に、このアナログテレビの特徴を把握するために、改めてメインモニターと比較してみます。

    まずは、簡単にそれぞれのスペックを比較してみます。

    スペック表

    こうして比べると、アナログテレビは当たり前のようにテレビ視聴用途であることが分かるというか・・・入力端子がRCAのみの時点で、パソコンで使うことなんて想定していないのが分かります。

    改めてこの企画の無謀さを感じます。

    続いて、実際に大きさを比べてみます。

    大きさ比較

    (左が今使っている液晶モニター、右がアナログテレビです。)

    改めて見ても小さい。
    本当にこんなちっさいので、仕事なんてできるのだろうか・・・。

    しかし、ボヤいていても始まらないので、交換してみましょう。

    まずは、交換前↓

    液晶モニター交換前

    そして、交換後↓

    アナログテレビ交換後

    だいぶ見通しが良くなりました。

    見通しが良くなったおかげで、エスエージーエーさんがリステリンで、口内環境を大切にしていることも分かりました(笑)

    また画面に映し出されている写真も、メインモニターでは全体を確認できますが、アナログテレビでは左右に見えていたビルが見えなくなってしまいました。

    もちろんスクロールさせれば、アナログテレビでも全体を見ることはできますが、メインモニターと比べ手間がかかるのは言うまでもありません。

    こんな感じですが、早速仕事をしてみます。

    まずは文字入力を試してみます。

    導入したことのない機器などを導入するという時、仕様について分からないことがあると、メーカーへ問い合わせをしたりします。
    今回も検討中のレンタルサーバーについて分からないことがあったので、問合せメールを作成するところです。

    ボヤけ確認01

    が、ボヤけてて読みづらいったらありません。

    字の大きさの問題かと思い、表示倍率を変えてみます。

    ボヤけ確認02

    確かに読みやすくなりましたが、表示される文字量が減ってしまい、頻繁にスクロールさせないと内容を確認できなくなりました。

    あちらを立てれば、こちらが立たずとは、このことですね・・・。

    続いて、同じ文字入力ですが少し違った作業をしてみます。
    資料を見ながらのデータ入力です。

    しかし、早速問題が・・・。

    ウィンドウ狭さ01

    表示領域が狭すぎて、ウィンドウを並べて表示できません・・・。
    交互にウィンドウを表示させれば良いですが、それはとても面倒です。

    そんなことをモナイさんへご相談したところ「ウィンドウ切替のショートカットキー(Alt+Tab)」を教えていただきます。

    ウィンドウ狭さ02

    お~、これならマウスでいちいち操作せずに済むので、切り替えが楽にできそうです。

    ウィンドウ狭さ03

    思った通り楽に・・・。

    ウィンドウ狭さ04

    楽に・・・。

    ウィンドウ狭さ05

    あ、間違えた・・・。

    ウィンドウ狭さ06

    全然、楽じゃない。
    むしろ、入力したいデータを一回一回覚えないといけないので、やはり不便ですコレ(笑)

    辛すぎて、禁じ手へ走ります。

    何回か繰り返すうちに、Alt+Tabでのウィンドウ切替にも慣れてきました。

    ですが、やはり、いちいち切り替えないといけないのは不便でしかたありません。

    心の声「なんとかして同時に見れるようにできないかな。」
    心の声「・・・よし、デュアルモニターにするか。」

    デュアル化01

    あっさり降格しました(笑)
    当たり前ですけど、快適になりました。

    これなら仕事にも使えそう!と思いましたが、けっきょく画面がこの状態なのは変わらず。

    デュアル化02

    目を凝らすたびに疲れる、負のスパイラル。

    デュアル化03

    その結果、

    デュアル化04

    メインモニターしか使わなくなりました(笑)

    さすがに、これでは終われない。

    どうにも、このまま使い続けても企画趣旨を全うできそうにありません。

    ということで、ここまで温存しておいた、画面の粗さ・表示範囲の狭さ改善に挑むことにします。

    まず真っ先に取り組むべきは、画面の粗さで間違いありません。
    これが改善されれば、すべての問題は解決されたと言っても、過言ではないと思っています。

    そんなわけで、いろいろ調べてみたものの・・・無理でした。

    結局のところ、アナログテレビ自体の問題があって、改善は難しいと言わざるをえません。

    パソコンで使われる液晶モニターでも、アナログ信号は使われます。

    しかし、今回のアナログテレビにあるようなRCA端子だったり、S端子で使われるアナログ信号は、それに比べて適当なため、粗くなってしまうのを避けられないようです。

    実際に、アナログテレビ越しで見るとこの粗さですが↓

    粗さ01

    同じファイルを液晶モニター越しで見てみると、

    粗さ02

    ご覧の通り、問題なく読むことができます。
    このことからも、アナログテレビ自体の問題が大きいと考えられます。

    この企画を始めた時点で、避けようのない問題だったと気づかされ、ひどい脱力間に襲われます。

    ならばせめて、ということで、続いて表示領域の狭さ改善に挑みます。

    いろいろ調べてみた結果、画面解像度の設定変更で改善できそうと分かりました。

    しかし、私が知っている画面解像度の設定では、狭くすることはできこそすれ、広くすることなんてできなかったと思います。

    現に液晶モニターで見てみると、

    解像度設定

    上のスペック表通り、液晶モニター自体の解像度が上限となっています。
    これ以上、広くすることはできないということです。

    では、アナログテレビはどうかと言うと・・・。

    解像度設定02

    お~、まだ広くできる余地があります!
    「1024×768」という今よりも大きな画面解像度を選ぶことができます。

    それならばと、早速試してみます。

    これが今の状態↓

    検索サイト画面

    そして変更後の状態↓

    解像度変化02

    なんとなく広くなった気がしませんか?

    少し分かりづらいと思うので、変更前と変更後で比較してみます。

    解像度変化03

    赤枠の分だけ広くなったことが分かります!

    これならば、と思い再び文字入力なんかを試してみますが・・・。

    解像度変化06
    焼け石に水とは、このことでした。

    縦の文字量は増えましたけど、横の文字量が余り変わらないので、あまり使い勝手が変わらないという・・・。
    むしろ、字は小さくなって、ボヤけと相まって余計に見づらい気がします。

    字の小ささについては、先ほどの検索サイトで比べると、こんな感じに違いを確認できます。

    解像度変化03

    ショッピングのアイコンも一回りくらい小さくなっています。

    それにしても、たいして広くならないし、むしろ余計に見づらくなって・・・何だこの結果。

    しかし、液晶モニターであればできないはずの、本来もつ画素数を超えた画面解像度設定は、なぜできたのでしょうか。
    せっかくなので、画面解像度について少し解説してみたいと思います。

    画面解像度とは。

    液晶モニターやスマートフォンなど、画面に情報を表示する仕組みは、おおまかに言うと電光掲示板とあまり変わりません。
    電光掲示板は、よく見ると小さなランプの集まりで、そのランプの一つ一つが点滅することで、文字や絵などの情報を表示しています。

    keijiban

    (左が低解像度、右が高解像度のイメージです)

    単純に、ランプの数が少ない電光掲示板よりも、ランプの数が多い(密度が高い)電光掲示板の方が、より滑らかな線や文字を表現できています。
    液晶モニターでは、そのランプの数(密度)を”画面解像度”と呼び、解像度が大きいほど、情報が沢山表示できる(=高性能)と解釈することができます。

    解像度の限界を超えられる?

    ただ、そうなると、一つの疑問が浮かびます。
    電光掲示板では、ランプの数に限りがあるので、ランプの数よりも多い情報は、そもそも表示させることができません。

    このアナログテレビの解像度は 800×480 なのですが、1024×768 の情報をパソコン側から送信しています。
    それが表示できているということ自体、とても不思議な感じがしますよね?

    最近の液晶モニターは、デジタル接続が主流になってきていますので、パソコン側から、モニターの解像度がどの程度かというのを、
    きちんと理解した上で映像を送信しています。
    なので、液晶モニターの解像度を超えて情報を送信するということはないのですが、このアナログテレビを使う時には、
    パソコン側でどんな液晶モニターに接続しているかという情報を知らないんですね。なので平気で限界を超える情報を送信できてしまうわけです。

    送る側も”だいたい”なら、受ける側も”だいたい”なので、こんな”だいたい”な画像になってしまうという・・・ことみたいです。
    そんな仕組みなので、正確な表示などは望むべくもなく、こんなにボヤけた画像になってしまうようです。

    改めて仕事をしてみましょう。

    残念ながら画面の粗さは、どうにもできませんでしたが、表示範囲は少し改善できました。

    ということで、”やや”広くなった画面で、仕事をしてみます。

    仕事してみた01

    少し使いやすく・・・。

    仕事してみた02

    う~ん・・・。

    仕事をしてみた03

    やはり、これが一番快適です!

    結局、仕事で使えるのか。

    以上の結果を踏まえ、モナイさんの下へご報告に伺ったところ、

    わたし「なかなか楽しかったですが、ウィンドウを並べて使えないので、仕事に使うのは無理だと思います。」
    モナイさん「でも、液晶モニターが出始めたころは、みんな低解像度だったんだよね。」
    モナイさん「ウィンドウも全画面で表示するのが当たり前で・・・。」

    なんてお話を聞きました。
    しかし、あんな不便な思いをしながら、みんな仕事をしていたのかと思うと・・・今の時代への感謝が止まりません。

    確かに仕事できないことはなかったですが、これを毎日使うことになったら、私は発狂すると思います。

    ということで、私の結論。

    いろいろ準備が必要だけど、アナログテレビを今の時代のパソコンで使うことは可能。
    けど、使いたいかどうかの判断には、冷静さが大切です。
    (乗せられて使ってみますとか言語道断です。)

    なお、数時間経ったら慣れました、というのも伝えたところ

    「じゃぁ、もうこの(メインの)液晶モニターはいらないね(笑)」

    と言われましたが、こちらは丁重に辞退しておきました。

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