WEB解析を始めるその前に、必要な2つのステップ

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    ジェイ マーケティングちーむ
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WEB解析に重要なのはゴールだとお伝えしたのは前回の通りですが、今回は解析を始めるのに役立つ、事前の準備方法をご紹介したいと思います。

解析の主要な作業となるアクセス数値の計測を、どんな部分をどんな内容で計測すればいいのか、シンプルに考える方法です。

これはすでにあるサイトの解析にも、これから新規に立ち上げるサイト解析の準備としても有効な内容になります。
ぜひ活用してみて下さい。

準備に必要なのは、下記のたった2つのステップです。

  • ステップ1 「マッピング」
  • ステップ2 「ゴールの設定」

そしてキーワードは「マクロからミクロ」

「マクロ=大きなものを見る視点」から「ミクロ=小さなものを見る視点」、この2つの視点を意識してステップをこなせば準備は完璧です。

では早速ステップ1「マッピング」を解説しましょう。

ステップ1 「マッピング」

マッピングでは解析したい対象を平面に表現し、ユーザーとサイトの関連を整理して理解することが目的になります。

必要なベクトルは2つ、「時間軸」「モチベーション軸」この二つを縦と横に置きます。

この2つは想定されるユーザーの、ゴールまでに変化する「時間」と「モチベーション」を表します。
そしてユーザーの行動によってアクセスするページの変化を、時間軸に沿ってマップに配置していきます。
またユーザーのモチベーションによって進むページが変化する場合は、モチベーション軸に沿って配置します。

例えば、ECサイトであれば下記のようなマップが作れると思います。

mapping

こうしたマッピングをすることで、

どんなユーザーが
どんなモチベーションの時に
どんなコンテンツにアクセスするのか

想定をすることができます。

気をつけなければならないのは、ユーザーによってモチベーションが変化するということです。

ECサイトの場合、新規のユーザーとリピーターではモチベーションが異なり、またアクセスするページも変わってくると思います。
そうした場合は、マップに表現することを忘れず、また想定する行動が大きく異なる場合はマップを別に作成してください。

行動が大きく異なるということは、サイトの構成自体も大きく変わる可能性があります。
サイトの運用にもかかわるポイントですので、ここは入念に準備をしましょう。

WEB解析は主にアクセス数値を見ていくことになりますが、こうしたマップを作ることで、どこに焦点を合わせればいいのか分かるようになります。

ユーザーの行動はモチベーションによって変化するので、アクセスするページの流れを整理することで、

どのページで
どのアクセス数値を

計測して見ればいいのかが分かります。

そして視点は「マクロ」から「ミクロ」です。
全体を見渡して、そこから細部に焦点を合わせることで解析のポイントが明確になります。

ステップ2 「ゴールの設定」

WEB解析のゴールといっても、評価するには指標が必要です。
また業務で活用するには、チームのメンバーでも会社全体でも共有できるように、分かりやすくする必要があります。

そこで、ビジネスの世界で使われている業績や業務の進行状況を表す指標があるので、WEB解析にもぜひ活用しましょう。
最低限この3つがあれば大丈夫です。

  • 「KGI」
  • 「CSF」
  • 「KPI」

この意味はというと

KGI:Key Goal Indicator
その名の通り「ゴールのカギとなる指標」です。

そのKGIを達成するのに必要な施策を、

CSF:Critical Success Factorsと呼び、
「重要な成功のための要因」となります。

そしてそのCSFの方向性は正しいのか、

KPI:Key Performance Indicatorと呼ばれ、
「業績の指標」となります。

なんだか小難しい言葉が出てきましたが、この言葉にとらわれる必要はありません。
大事なのは

ゴール(KGI)があるとしたら
それを達成するために必要なポイント(CSF)はどこか?
それを目標とするのに最適なガイド(KPI)はどこか?

この3つが重要なのです。

もう少し分かりやすくECサイトに例えると、

  • KGI は売上になります。
  • CSF は売上を導くためのポイントなので、おススメ商品をまとめたキャンペーンページの制作や、リピーターを増やすために行われるメールマガジンの配信など、売上を達成するために行われる施策があげられます。
  • KPI は売上を達成するのに必要な指標なので、ユーザー数や訪問数、リピート訪問の回数などが考えられます。

聞きなれないと難しいかもしれませんが、三つはシンプルに考えて下さい。

そう、出発地点からゴール(KGI)の間の中継地点(CFS)が分かれば、その間の距離(KPI)も自然と見えてくることと思います。

そしてこのゴールのとらえ方が、WEB解析にとって重要なプロセスとなっており、大きな目標(ゴール:KGI)から小さなポイントに向かって見ていくという、この視点が大事なのです。

まとめ

今回ご紹介した2つのステップ「マッピング」と指標を使った「ゴールの設定」、たった2つの手順を踏むだけで重要なポイントと、計測の方法が明確になったのではないでしょうか。

アナリティクスなどのアクセス解析ツールを開くと様々な数値が目に飛び込んできて、それだけで目まいがしそうな人もいるかと思いますが、大事なのは「視点」です。
マッピングをすることで全体から、ページ一つ一つの細部を確認していきます。

そして「KGI」「CSF」「KPI」を考えることでゴールとそのために必要なポイントが明確になり、どういった計測が必要なのかが分かったかと思います。

重要なポイントはどこか、あらかじめ確認してから数字を見比べることで、複雑なこともシンプルに見えてくるはずです。

WEB解析の答えは一つだけではありません。
クライアントや対象があればその数、ユーザーがいればその数だけ解答があるはずです。
数字の大きさや種類の多さにとらわれずに、クライアントが、ユーザーが何を求めているのか、シンプルに考えることがWEB解析のスタートになるのです。

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