「Google Analytics カスタムレポートでアクセスの深さを計測」 設定編

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    ジェイ マーケティングちーむ
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「Googleアナリティクス カスタム レポートでアクセスの深さを計測」 設定編

今回はGoogle Analyticsの機能である「カスタムレポート」を利用して、サイトのアクセスを階層別に計測する方法をご紹介したいと思います。

どの階層でどのページのアクセスが多いか計測できるレポートです。

Google Analyticsにはデフォルトの経路分析で「行動フロー」というレポートも利用できますが、数値が分かりづらいのでこのカスタムレポートと合わせることで詳細なデータが見ることができるようになります。
ECサイトやコンテンツの多いサイトなどページ構成が複雑なサイトも、この計測で問題点を洗い出すことができると思います。

またカスタムレポートはGoogle Analyticsの中でも重要な機能となっていますが、設定の幅が広くどうやって試していいのか分からないという人も多いと思います。

そういった人にも向けて、設定と機能の解説を2回に分けて紹介したいと思います。
カスタム レポートの仕組みさえ覚えてしまえば、欲しいデータ―を効率よく抽出するのは簡単です。
設定自体は15分ほどで完了する簡単なものです。

Google Analyticsへの理解も深めることもできますので、設定だけでもぜひ試してみて下さい。

では早速カスタム レポートの作成手順からご紹介します。

カスタム レポートの作成

カスタム レポートは画面上部の「カスタム」から開きます。

操作イメージ

カスタム レポートが設定されると、この画面にレポートが表示されます。

操作画面イメージ

作成は「+新しいカスタム レポート」をクリックし、作成画面に進みます。

設定する項目は7つです。
一つづつ説明をしながら設定を進めたいと思います。

設定箇所のイメージ

タイトル

このカスタムレポートのタイトルになります。
サイトを複数管理する環境などでは、後述の「ビュー」の設定でカスタム レポートを複数のサイトで使用することもできるので、どのサイトで使用するものかタイトルで分かるようにしておくと便利です。

今回は「深度分析」と設定しました。

レポートの名前

カスタムレポートでは最大5つのレポートを作成することができます。
今回はこの機能も設定していきます。

ここは「第1階層」と入力して下さい。

種類

カスタムレポートでは3種の表現が可能です。
それぞれ「エクスプローラー」「フラット テーブル」「地図表示」となります。

「エクスプローラー」は標準的なレポートのフォーマットで、セカンダリディメンションといったフィルタリングや並び替え、検索による絞り込みといった、レポートを動的にカスタマイズできます。

「フラット テーブル」は静的な表形式で、並べ替えのみ対応しています。

上記の2つの違いは、表示形式を動的にカスタマイズできるかという点にあります。

カスタムレポートでデータを表示後、画面上でフィルタリングをしながらデータを見ていくのであれば「エクスプローラー」を。
抽出後エクセルなどで再加工をするのであれば「フラットテーブル」が便利だと思います。

特にGoogle Analyticsでは、期間指定をしたものをさらに月別でデータにしようと思うと、「エクスプローラー」での抽出が必要になります。
用途によって使い分けて下さい。

最後にもう一点、「地図表示」は設定した地図上に、セッションなどの設定したトラフィックなどの数値を色の濃淡で表示できるレポートです。

デフォルトでは左カラムメニューの「ユーザー」の「地域」の項目からも確認できます。

なお今回の設定は「エクスプローラー」となります。

指標グループ

カスタムレポートの難関の一つと思われる、多彩な項目の一群です。

慣れるまで大変だとは思いますが、大まかに「eコマース」「ソーシャル」「ユーザー」「広告」「行動」「集客」「目標コンバージョン」と分かれています。

アクセス数値は「ユーザー」に、ユーザーのアクションを計測するには「行動」に指標が分類されています。

プルダウンで表示される指標の右隣に「?」の表示があり、オンマウスで簡単な概要も見ることができますので、一度すべてに目を通すことをおススメします。

指標グループイメージ

では今回は下記の通りに設定します。

設定項目
「ユーザー」から

  1. 「ページ別訪問数」
  2. 「ページ/セッション」
  3. 「セッション」
  4. 「新規セッション率」
  5. 「ユーザー」
  6. 「新規ユーザー」
  7. 「平均ページ滞在時間」
  8. 「離脱率」
  9. 「直帰率」
「行動」から

  1. 「閲覧開始数/ページビュー数」

以上、10個の指標を選択します。
それぞれの内容は、次回解説編でレポートを実際に抽出しながら説明したいと思います。

ディメンション

Google Analyticsでは、「ディメンション」と「指標」を組み合わせることによってデータを抽出できます。

「ディメンション」が大まかな属性で、その中の要素が「指標」となります。

今回の深度分析のカスタム レポートでは「階層」ごとに、先ほど設定した「指標」を計測しますので、その「階層」がディメンションとなります。

ディメンションの項目も「eコマース」「カスタム変数」「ソーシャル」「ユーザー」「広告」「行動」「時刻」「集客」と分類されています。
ここでも「指標」と同様に「?」の表示から、オンマウスで簡単な概要も見ることができますので、すべてに目を通すことをおススメします。

なおディメンションは、
「行動」から「第1階層」を設定してください。

そしてここまで設定が済んだら、画面右の「このタブを複製」をクリックしてください。
そうすると、設定したレポートと同じ内容が別のタブにコピーされます。
これでこの「カスタムレポート」には2つのレポートが設定されたことになります。
しかしこのままでは同じディメンションなので、レポートの名前とディメンションを再度設定します。

ディメンション設定イメージ

2回目のディメンションは
「行動」から「第2階層」を設定します。

Google Analyticsには4階層までのディメンションが設定されていますので、再度画面右の「このタブを複製」をクリック。

複製したタブのディメンションに
「行動」から「第3階層」を設定。

この一連の「このタブを複製」→「ディメンションに『階層』を設定」を繰り返して「第4階層」まで設定してください。

レポートをタブごとに4つ、「第4階層」まで設定が終わればこの「カスタム レポート」の作成も、もう終わりとなります。

フィルタ

フィルタは通常のレポートと同じように機能しますが、「eコマース」「カスタム変数」「ソーシャル」「ユーザー」「広告」「行動」「時刻」「集客」の分類にさらに項目があり、詳細な設定が可能です。
フィルタリングだけでも使える機能なので、ここもすべてに目を通すことをおススメします。

なお今回はフィルタの設定はありません。

ビュー

これはGoogle Analyticsのアカウントで複数のサイトを管理している場合、選択が可能となります。
作成したカスタムレポートを複数サイトでも使えるようにする設定になるので、必要に応じて設定してください。

以上、全ての設定が終わりましたら、最下部の「保存」をクリックして終了です。
次回は解説編として、このレポートの機能を説明したいと思います。

続けて「Google Analytics カスタムレポートでアクセスの深さを計測」 解説編を読む場合はこちらから。

「Google Analytics カスタムレポートでアクセスの深さを計測」 解説編

なお、下記はGoogle Analyticsのヘルプページへのリンクとなっています。
もう少し詳しく知りたいという方は、下記もご覧ください。

カスタム レポートを作成、管理する
ディメンションと指標

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