電気工事士への道【完結編】

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電気工事士への道【完結編】

子供の頃、お店で買ったお菓子をその場で食べようとして、

「お店でてからにしなさい!」

と親からよく注意されていました。

こんにちは、ちょろさんです。

インフラちーむの一員として業務に携わるなかで、電源ユニット(PCのパーツ)だったり、テーブルタップについて調べたりする機会があり、電気に興味をもつようになりました。

そしてある日、上司であるモナイさんから、第二種電気工事士の資格取得のお話がありました。

以来、資格取得を目指し、その様子・過程を以前こちらで記事に書いたことがあります。
(以前の記事とはコチラ→【その1】【その2】【衝撃の結末】)

この時は残念ながら不合格でしたが、これで諦めることはなく受験勉強を続けていました。

そして時は流れ、再び試験を受けてまいりました!
その様子と結果を今回も書いてみます。

今回は堂々と受けました。

時は2016年3月まで遡ります。

第二種電気工事士の資格試験は、前期と後期に分かれ年2回行われています。
しかし、その年に受けられるのはどちらか1回のみです。

そして、前期で受けようとするならば、3月は受験申込を進める月になります。
付け加えるなら、私が生まれた月でもあります。

ですが、まだこの時点では、前期に受けるか、後期に受けるか正直迷っていました。

ちゃんと勉強を続けていたとは言え、私にとって絶対の自信に繋がるものではなく、

心の声「このペースなら前期でイケそうかな・・・。」
心の声「いやしかし、万全を期すなら、後期で受けた方が安心だよな・・・。」

といった感じで迷っていました。

そんなある日、普段通り業務をおこなっていると、ちーむのみなさんがイソイソと会議室へ。
何も知らず、一人残される私。

それからちょっとした後、会議室へ来てくださいと呼ばれ、行ってみると・・・。
なんと誕生日のプレゼントをもらいました!
(嬉し、恥ずかし、やっぱり嬉しい!)

そして、プレゼントの内容はというと、

  • 高級そうなシャープペンシル
  • 湯島天神のお守り
  • 湯島天神へお参りした様子を撮った写真

そうです。
今回改めて、第二種電気工事士の資格試験を受ける私のために、このようなプレゼントを用意してくれたようです。

そして、このプレゼントを見た瞬間に迷いが晴れます。

心の声「これは前期しかないわ。」

と書くと、まるでプレゼントがプレッシャーになったと読めてしまいますが、決してそうではなく、
「こんなに期待してもらって、(十分可能性があるのに)何を迷う必要があるんだYO!」と背中を押してもらえた、というお話です。

なので、プレゼントをもらったその場で、ちーむのみなさんへ前期で受けることを堂々と宣言しました。

いよいよ試験です。

そんなわけで、前期での受験申込を終えた数日後。
無事に届いてしまいました。

hikkijyukenhyo

筆記試験の受験票です。

受験票も届き、合計2年の準備期間に加え、みなさんからもらったプレゼントで準備は万端です!

とは言え、試験日が近づいてくると、やはり不安を感じずにはいられません。

そんな心境を知ってか、モナイさんから、毎日試験の過去問が出題されるようになりました。

しかも回答する様子は、インフラちーむのみなさんにも見られており、昨年受けた試験以上の緊張を感じていました。
(と書くと、みんなの目の前で問題を解いていたかのようですが、実際はグループウェア内で出題・回答していました)
(グループウェアとは、mixiなどのSNSのようなものです)

そんなわけで、(ヒイヒイ言いながら)毎日回答します。

あまりの緊張感から、

心の声「これ「試験受けるんだよね?なら答えられるよね?」という、ただのプレッシャーなのでは・・・。」

なんて心が揺れたりもしました(笑)
それでもなんとか答え続け、ついに試験当日を迎えます。

心の声「何だこれ、怖いくらいに冷静だ!」

前回の受験とはうってかわって、会場に着いても全く緊張を感じません。

モナイさんの(公開)追い込みのおかげか、みなさんからのプレゼントのおかげか、最後まで緊張せずに済みました。
(やはりプレゼントのおかげだと思う!)

よほど余裕があったのか、試験開始直前になっても

心の声「せっかくなら前回も(追い込みを)やってくれたら良かったのになー。」
心の声「あ、受けること黙ってたからか(笑)」

なんてことを考えていられました。

そして肝心の試験結果ですが、見事に合格点を取り、筆記試験を突破しました!

いやー、本当に良かった。
試験日間近になってからは、口癖のように

「これでダメだったら、私はそっと消えます(笑)」

なんて冗談っぽく言っていましたが、実行することにならなくて、本当に良かったです。

安心している場合ではない。

心の声「いやー、これで一つ肩の荷がおりたなー。」

なんて気を抜いている場合ではありません。
筆記試験を突破したからには、次に技能試験が待っています。

受験票もバッチリ届いています。

ginojukenhyo

あっ!筆記試験の合格も書かれてる!

hikkikekkatuchi

本当に良かったー。
もうこれで不合格でも、きっと許してもらえるよね。

って、そんなわけはないので、頭を切り替えて技能試験の対策をやります。

筆記試験は、前回受験していたことでアドバンテージがありましたが、技能試験は全くの未経験。
つまりゼロからスタートなので、真面目に練習が必要なのです。
(それでも、しばらく筆記試験突破に浮かれていました(笑))

ちなみに筆記試験と聞けば、紙に書かれた計算問題とか、何かしら問題を答えるのだろうなと、イメージできるかと思います。

しかし技能試験と聞いても、どんなことをするのかイメージし辛いと思いますので、少し練習風景をお見せすると、こんな感じです。

switch

照明のスイッチを組みつけたり・・・。

kessen

ケーブルを繋いだりして・・・。

sakurei

こんなのを作成します。

「ひぇー、難しそう。」と思ったアナタ。
その通りです、私も試験前日まで同じことを思っていました!(笑)

その年の試験で出題される問題は、試験よりも前に、候補問題として13パターンほど発表されます。
(実際に出題されるのは、その内から1パターンです)

なので、どの問題が出題されても良いように、全部練習しておく必要があります。

ですが、写真を見て分かる通り、一朝一夕にはいきそうにありません。

これまでインフラちーむでのお仕事で、LANケーブルの自作はやったことがありましたが、それとは全く違う世界に感じます。

さらに、試験の合否は点数で決まるものではなく、試験要項に書かれた合否基準に基づいて評価されます。

なので練習するたびに

心の声「とりあえず作成できた・・・けど、これは合格なのか、さっぱり分からない。」

ということの繰り返しでした。

一応、試験教材として参考書や、一般公開されている対策動画を観たりもしました。

しかしそこで採り上げられる失敗例は、あからさまな例であって「このぐらいならOKなのか?」という不安に応えてくれるものは、なかなかありません。

そんなわけで、試験前日であっても私の手応えは、

心の声「ダメだコレ、難しすぎるでしょ・・・。」

と不安を抱えたままでした。

いよいよ最終関門。

そんなわけで、まさかの1ミリの自信もないまま、試験当日を迎えます。

あまりの不安から、

心の声「泣いても笑ってもこれでラスト。普段通り、練習通り・・・。」

家を出る時から、試験会場に着くまで、ひたすらこの言葉をつぶやいていました(笑)

しかし、そのつぶやきもむなしく、会場に用意された席に座った瞬間に緊張がピークに!

バクバクしている心臓を落ちつけようとしているところに、問題用紙と試験で使う材料が目の前に配られ、

心の声「こ、この材料は、あの問題だ・・・あんまり練習してないやつだ。」

とさらに追い詰められてしまいます。
なので試験中もずっと

心の声「ま、まずは図面からだ・・・あれ?ここって、この書き方で良かったかな。」
心の声「なんとか図面は書けたぞ。次はケーブルの切り出しを・・・ヤバい、切り過ぎた!?いや、大丈夫だ。」
心の声「いよいよ器具を繋ぐぞ・・・あっ、パーツが床にー!」

こんな風にアタフタしまくりでした。

それでもなんとか作り終え、さあ見直しをしようと思った、その瞬間・・・。

試験官「はい、終了です!作業を止め、工具は机の上に置いてください!」
「・・・。(茫然)」

試験終了の1分前に完成という、ある意味奇跡のような頑張りをみせましたが、見直しをできなかったことで、帰り道はずっと不安に襲われていました。

心の声「あれ?あの部分、ちゃんと固定したっけ?・・・でも、もう試験は終わってしまった。」
心の声「そういえば、あの部分やり忘れたかも・・・でも、もう試験は終わってしまった。」

ハッとなっては、シュンとなるのを繰り返す。
端から見たら、挙動不審な人物に見えたことでしょう。

それでも試験の翌日、1日経ったことで不安感も紛れ、とりあえずやれるだけはやったと思えるようになりました。

そしてインフラちーむのみなさんにも、無事に試験を受け終えたことを伝え、一時の開放期間がやってきました。

束の間の開放。

なぜ開放期間になるかと言えば、結果発表がなされるのは、技能試験開催から約1ヵ月後だからです。

試験のことなんか忘れて、遊びまくって良い期間です!

と思った通りにはいかないのが世の常でして、何かしら話題に上がっては、ろくに見直しもできなかった、試験の結果待ちであることを自覚させられます。

そして、追い打ちをかけるように、ある日こんなことが・・・。

どうやらインフラちーむの中から、私に続いて第二種電気工事士の資格取得へ挑む方々がいるとか。
先輩受験者として、テキスト選びや、工具についてアドバイスを求められる機会がありました。

受験後の不安もどこへやら、モナイさんと後輩受験者のみなさんの前で、受験にあたって必要な工具や心構えを語ります。
そうまるで、合格したかのように・・・。

そうして、いろいろ話をしていく中で試験結果の話題になってしまい、

モナイさん「これで落ちたら、反省文だよね。」

それまで意気揚々と語っていたところにかけられた、この言葉・・・本当に血の気が引きました(笑)

こんなこともあって、

心の声「早く発表日来てくれー。あ、でも不合格だったら困るから、やっぱり来ないでー。」

こんなことを思う1ヵ月間でした。

結果発表。

早く結果を知りたい。
けど、落ちていたらと思うと、知りたくない。

そんな私の気持ちとは関係なく、とうとうこの日がやってきました。
そう、試験結果の発表日です。

試験結果発表と聞くと、大学受験で、たくさんの受験番号が書かれた中から自分の受験番号を探し、

「受験番号あった!あったよー。」
「ない・・・うそ、マジでないの?」

こんなシーンが思い浮かびますが、第二種電気工事士の結果発表は、ネット社会に合せた効率良い発表方法が行われます。

試験センターが管理するWEBサイト上で、結果を知ることができます。
(後日、結果が書かれたハガキも送られてきます。)

はやる気持ちを抑えきれず、結果発表日の0時を過ぎた瞬間、受験票を片手にWEBサイトへアクセスします。

WEBサイトの表示「合格者検索は、午前9時30分から利用できます。」
「・・・。これはきっと、一人で見るなっている啓示だな!そうに違いない。」
「けど、こんな心理状態で寝られるのか・・・ソワソワしちゃって無・・・ZZZ」

そして翌朝、もう一度WEBサイトへアクセスしますが、

「やばい。冷静になったら、怖くて一人で結果見られない・・・どうしよう。」

結局、一人で結果を見ることができず、モナイさんに見てもらうことにします。
出社して早々、モナイさんの下へ。

「第二種電気工事士の件ですが、今日が発表日でして・・・。」

と言いながら、受験票をモナイさんへ差しだします。

モナイさん「おっ!ということは、合格したということ?」
「いえ、怖くてまだ結果みてません。」
モナイさん「えっ!?それ見ちゃっていいの・・・みんなで見ないとダメなんじゃ。」

とやりとりしながら、モナイさんに結果発表のWEBサイトへアクセスしていただきます。

モナイさん「受験番号を入力して・・・じゃあ、結果見ますよ?いいですか?」
「・・・お願いします。」
モナイさん「(おー!ほうほうほう。)」※声に出さず動きのみです
モナイさん「合格です!」
「え゛っ!本当ですか?あ、本当だ・・・良かった。」

結果を聞いた瞬間、思わず天を仰ぎました。

ひと呼吸おいて、改めて結果を見てみると、そこには確かに合格したとの表示が!

kekka

とうとうやり遂げました・・・。

なんて、すました言い方はしません。

合格したぞおぉぉぉー!!

とは、口に出したりはしていませんが、(心の中で叫んでました)
とにかく本当に合格できて良かったです。

あれだけ感じていた不安感も、あの瞬間の喜びを感じるための、スパイスだったと思えるくらいに安心しました。

ついにこの日を迎えた。

結果を知ったあの日から数日後、結果が書かれたハガキも届きました。

hagaki

結果を知っただけでも十分嬉しかったですが、こうして手にとると実感が湧いて良いですね!

結果通知のハガキが届きましたので、電気工事士免状の交付申請を進めていきます。

「免状に貼る写真は自分で用意するんです。大概はスーツとか・・・。」
エスエージーエーさん「じゃあ、ヘルメット被った写真にしましょうよ(笑)」
「いやいやいや、やるわけないでしょ(笑)」

とこんなやりとりもありつつ、無事に交付申請も済ませました。
(もちろんヘルメット被ってない写真で申請しました。)

そして申請してから数日後・・・。

menjyo1

ついに来たー!

menjyo2

いやー、さすがに感慨深いものがあります。
2年がかりだものなー。

頑張りました・・・。(感涙)

とにかく、ついにカスタマーエンジニア兼 第二種電気工事士のデビューです!

そして、これから・・・。

第二種電気工事士の受験について、モナイさんからお話があったのは2014年のことでした。

それから2年という月日がかかってしまいましたが、無事にやり遂げることができました。

これは決して私一人で出した結果ではなく、会社とインフラちーむという、この環境あってこそと感じています。

一人で始めたことだったら、絶対に途中で投げ出していたことでしょう(笑)

優しい応援と、時々生暖かい応援(笑)を混ぜながら、応援し続けてくれた、ちーむのみなさんがいたからこそです。

なんて書き方をすると、これで終わりみたいな感じになりますが、決してそんなことは思っていません。

先にも書きましたが、これはデビューに過ぎず、ここからが正真正銘のスタートです。

早速、自作で延長コードを作ってみようかー、なんて話もでており、これからガンガン活躍していかなければと思っています。

そんなわけで、今後は第二種電気工事士としての記事も書けたらいいなー、なんて思っていたりもしています。
その時は、また読んでくださると嬉しいです。

ちなみに、免状を受け取った日ですが、その日に早速、自宅の照明のスイッチ交換をしました。

我慢できずにすぐ行動しちゃうのは、大人になってからも相変わらずなようです(笑)

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