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Adobeが発表したフォントを自由にカスタム・作れる技術「Project Faces」がすごい

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    デザインちーむ
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Adobeが発表したフォントを自由にカスタム・作れる技術「Project Faces」がすごい

うぁお!

アメリカはロサンゼルスで開催された「Adobe MAX 2015」にてすごい発表がありましたよ。

アドビの製品に備わるかもしれない先進技術で、フォントを自由に作り出せる夢のような機能だそうですが…。

その名も「Project Faces」

動画の1:30あたりから実演をしていますので、チェックしてみてください。

画面左のスライダーを動かすと、画面右の文字がリアルタイムに変化します。
大きく3つのカテゴリーで設定する画面が紹介されていました。

 

Metrics

フォント全体に共通する基本的な形状のルールを設定できるようです。

 

  • Weight …フォントのウェイト(1:56あたり)。
  • Crossbar …「A、B、E、F、H、P、R」の中央横棒の上下の位置のようです(2:15あたり)。
  • Width …フォントの横幅。
  • Slant …フォントの傾き。斜体をつくれるようです(2:59あたり)。
  • Contrast …カリグラフィ的な、ペンで書いた偏りのある線のようなフォントを表現できます(2:46あたり)。
  • Curves …フォントの曲線ラインを調整できます(4:36あたり)。

 

Serifs

セリフについての設定です。セリフ書体の特徴を細かく定義しているのでしょうね。

 

  • Width …セリフの横幅(3:14あたり)。
  • Height …セリフの高さだと思われます。
  • Curve …セリフの角にアールをほどこせるのでしょうか?
  • Corner Radius …交線の角に丸みをほどこせるのでしょうか?
  • Ball Terminal …欧文セリフ書体にみる、丸(ペンのインク止め?的)の処理ができると思われます。

 

Effects

ユニークなフォント効果を再現できるようです。

 

  • Centerline …フォントの骨的な中心ラインが現れ、その太さを調整できる。最大の大きさにすると袋文字のようになります(3:46あたり)。
  • Offset …スライダーを動かすと、文字の左右に立体物の側面のような効果が発生していました(3:53あたり)。
  • Stencil …型抜きの文字のように、フォントに切り離された効果を加えることができます(4:50あたり)。
  • Flatten …Jitterのまえにスライダーを動かしていましたが文字の変化はわかりませんでした。「平たくする」という効果はどのようなものでしょうか?
  • Jitter …フォントの輪郭をラフに崩せるようです(4:09あたり)。

 

それぞれのスライダーを動かすとフォントが変化しています。

これはすごい!
これを見ていると、今あるフォントデータよりも、より可逆的に変化させて使用することが可能なもののように感じますね。

イラストレーターやフォトショップに搭載されるのでしょうか?
もしテキストツールで指定できるフォントに、これが使えたら面白そうですね。

気になるのは、欧文なら可能なでも和文でもこの機能は使えるものなのか?という点。

動画を見ると、フォントの骨となるラインや各所ポイントを元に、いくつかのプロパティで肉付けしている…そんな感じですね。
ひらなが、カタカナは大丈夫でも、漢字は厳しそうに感じます。
しかしそこは素人考えですので、漢字の型(タイプ)をどこまで定義できるか次第では、もしかしたら…。

そして、この機能はタイポグラファが新しいフォントを作る際にとても恩恵がありそうです(保存・共有機能もあるとのこと)。
いろいろなオリジナルフォントがあふれるようになるかもしれませんね。

以上、SF的な技術への感想でした。

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