• WEB

商用利用はもちろん商標登録までOKなフォント113種類を紹介!ロゴデザインをする際のフォント利用の注意点

  • ジョルノ
    ジョルノ デザインちーむ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。最近、少年時代に好きだったマンガの続編がスタートするトレンドができていて喜ばしく思っています。デザインちーむのジョルノです。
(ドラゴンボール超を筆頭に、BORUTO、サイコメトラーEIJI、GTO、金田一、ぬーべー、カメレオン、アウターゾーンetc…)
話は変わって、今回は商標登録までOKなフォント113種類を紹介という事ですが、まず商用利用?商標登録??という方の為に簡単な説明と、ロゴデザインをする際に気を付けるべき事について合わせてお伝えしたいと思います。

ロゴデザインの構成要素

ロゴを構成する要素として、「シンボルマーク」と「ロゴタイプ」があります。「シンボルマーク」はクライアントからヒアリングした要素などを集約させてデザインした図柄です。
「ロゴタイプ」は会社名などのテキスト部分のことで、既製のフォントを使用またはアレンジしたり、オリジナルで設計したりします。
両方揃ったロゴもあれば、どちらか片方だけというものもあります。
font1
今回は「ロゴタイプ」の部分について掘り下げて説明します。

ロゴタイプに使うフォントについて

既存のフォントを使ってのデザイン提案には注意が必要です。
お金を払って購入したフォントでも、利用の仕方には制限があり、どんな使い方をしてもOKというわけではありません。
利用するフォント毎の商用利用の可否・商標登録の可否・利用許諾(ライセンス)を確認する必要があります。

商用利用とは

会社業務や個人事業でのデザイン提案といった商業的な利用のことです。

商標登録とは

特許庁が行う商標権発生までの行政手続のことです。商標権が発生した商標を登録商標といい、権利者は独占排他的に使用することができます。

利用許諾(ライセンス)とは

ある条件の下にのみ、そのプログラムの使用を認めるという制限付きの契約で、ビジネスソフトウエアの分野では、一般的に交わされている契約です。
以下にメジャーなフォントベンダー(フォント会社)の商用利用の可否・商標登録の可否を記載しますので、参考にしてください。

フォントベンダー 商用利用 商標登録 利用許諾
(ライセンス)
Adobe サイトを見る
NIS 〇※要申請 サイトを見る
MOTOYA 〇※要申請 サイトを見る
Ricoh 〇※要申請 サイトを見る
DynaComware 〇※要申請 サイトを見る
モリサワ × サイトを見る
TypeProject × サイトを見る
※上記は、弊社で調査を行った時点の内容で、永続的に内容を保証するものではありません。ライセンスの改正によって可否が異なる場合がありますので、商用利用・商標登録の際は改めてフォントの利用許諾・ライセンスをフォントの提供元にご確認ください。

商用利用は可でも、商標登録は要申請というケースが多いです。フォント自体をデザインしたのはフォント会社のデザイナーですので、商標登録での独占排他的な使用までは認められないのは当然といえば当然ですね。

ロゴデザインの依頼を受けるときは

font2
上記の点から、ロゴデザインの依頼を受ける際には商標登録をする予定はあるのかどうかを確認し、する予定であればオリジナルのフォントで作成するか、商標登録が可能なフォントでデザインするといった注意が必要です。
その事をクライアントにも伝えて、オリジナルのフォントで作成するのであれば商標登録不要な案件に比べてコストがかかる事、商標登録可能なフォントのみで提案するのであれば選択肢が狭まる事などを理解してもらう必要があるでしょう。

結論、商標登録もOKなフォントとは

先ほど紹介した中で唯一「商標登録可」で「要申請」となっていないのは「Adobe」のフォントです。こちらの会社については、私が実際にメールでお問い合わせをして確認しました。

adobe-logo
Adobeのフォントを使用して作成したデザインを商用利用することに問題はなく、また作成したロゴを商標登録することにも問題はありません。どうぞご利用下さい。

とのご返答をいただいております。個人的にAdobeの評価上がりましたね。さすが世界のAdobe。話題がズレますが公式サイトのメインビジュアルになっているこのコラージュもかなり好きなテイストです。font3
ではAdobeのフォントにはどんな種類があるんでしょうか。
Adobe TypekitというAdobeの提供するフォントライブラリーの中にAdobeオリジナルのフォント一覧(113種類)がありますのでご確認ください。
font4
合計で 113種類(記事執筆時点)のAdobeオリジナルのフォントがありますね。この中のフォントを使用すれば商用利用も商標登録も可能になるという事です。タイトルの113種類とはこの事です。若干釣りタイトル気味なのはご容赦くださいw
私の大好きな「Trajan」もAdobeのフォントなので入っています。これは個人的にすごく嬉しいです。なぜなら自分のロゴをTrajanを使ってデザインしているので。(Trajanについては以前オススメフォントとして紹介記事を書いているのでよかったらそちらもご覧ください)
繰り返しになりますが、今後Adobeも方針が変更になる可能性もありますので、利用の際には確認をとる事をおすすめします。ライセンスに関するよくある質問の中に、

Q. アドビのフォントを使用して作成したロゴを商標として登録できますか?
A:はい。アドビのフォントを使用して作成したロゴは、商標として登録できます。

という記載がありますので、これがあるうちは大丈夫でしょう。私の場合はメールで確認もしましたがAdobeさんかなりレス早かったです。
また、注意点としてはAdobe Typekitには複数のフォントベンダーのフォントが集められているので、Adobe Typekit内のフォント全てがAdobeのフォントではないという事です。ナビゲーションの「フォントベンダー」から「ADOBE ORIGINALS」を選んで表示されたフォントのみと理解しておいてください。そしてこちらはフリーフォントではありません。利用する際はAdobe Typekitに登録してダウンロードするか、フォントストアで購入してご利用ください。IllustraterやPhotoshopなどのアプリケーションを利用しているPCならAdobeのフォントもインストール済のものがあると思います。

どうしても使いたいフォントがある場合は?

フォントにこだわりのあるデザイナーやクライアントも多いと思います。どうしてもこのフォントをロゴに使いたい!という場合はフォントベンダーに申請しましょう。
商標として登録する場合、上記に紹介したフォントベンダーの中で費用の公表があるのはMOTOYA54,000円、NIS250,000円となっています。クライアントや予算と相談して検討するのもいいのではないでしょうか。
それではライセンスに気を付けてクリーンなデザインを心掛けていきましょう。ライセンスを順守するクリーンなデザイン現場で働きたい方はこちら
Thanks for your time☻

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョルノが最近書いた記事

WRITERS POSTS もっと見る

他にもこんな記事が読まれています!

  • WEB
  • マーケティング
  • サーバー・ネットワーク
  • ライフスタイル
  • お知らせ