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Photoshopで簡単写真加工!多重露光風デザイン5点の日本語チュートリアル

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    ジョルノ デザインちーむ
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Photoshopで簡単写真加工!多重露光風デザイン5点の日本語チュートリアル

こんにちは。最近撮る写真は子供の写真が95%くらいのデザインちーむのジョルノです。今回は多重露光風のデザインをPhotoshopで簡単に作成する方法をお伝えしたいと思います。
「多重露光」という言葉をご存じない方の為に簡単に説明させていただきます。

「多重露光」とは?

カメラの撮影方法で、2つ以上の異なる写真を1枚に写し込むことで、幻想的な雰囲気に仕上げるという遊び心のある撮影法です。これらの画像のような感じです。

Lady-Flower

Smork-Folest

NY-in-the-Bag

Kids-Imagination

Surf-Sunrise

もともと、フィルムカメラの時代からあった手法だそうですが、最近はデジカメやポラロイドカメラでも多重露光機能がついたものがありますし、スマホアプリでも可能なので、気軽にチャレンジできます。
カメラ好きの方からすると、Photoshopでの合成を「多重露光」と言うのは邪道かもしれませんが、多重露光風という事でご理解ください。

Photoshopで作成するメリットは?

カメラで撮影する多重露光は撮影時に出てきた画像一発勝負であることが醍醐味でもあると思います。
撮影済の写真をレタッチするPhotoshopの場合、様々な写真同士の組み合わせを試してみたり、それぞれを微調整してみたりと、試行錯誤できるのが楽しみです。
また、自分で撮影した写真だけではなく、素材として入手した写真作品を使用する事もできます。(もちろん著作権には配慮しましょう)
どちらが優れているという事ではなく、カメラ撮影とレタッチのそれぞれを味わえればいいのではないでしょうか。

素材セレクト

それでは実際に使用する写真素材を準備します。今回はすべて「Pixabay」という写真素材サイトからセレクトしました。

leaderboard_a
サイト内の表記によると

Pixabayにアップされている全ての画像と動画は、Creative Commons CC0にて無償配布されています。これらファイルのダウンロード、改変、配布、および使用に関しては、商用利用に際してもロイヤリティーフリーであり。 著作権の帰属先の表示は不要です。

との事です。ありがたいですね。とはいえ常識の範囲内で使用しましょう。写真の著作権についてよくわからないという方はこちらのサイトをご参照ください。
また、自分で撮影した写真でお気に入りのものがあればそちらを使用してみると一層愛着のわく作品になると思いますのでお試しください。

多重露光風デザインNo.1「Lady Flower」

Lady-Flower
まずひとつめはアイキャッチにも使用しているこちらの画像から解説していきます。素材としてはこのような2枚の写真を使用しています。

Material1
まずは女性の画像を開いた上に、花の画像を配置します。

work2

花の画像のサイズを女性画像と合わせたら、レイヤーパネルの「描画モード」から「比較(明)」を選択します。

work3

すると、こうなります。ほぼ完成に近くなりましたね。

work4

この描画モード「比較(明)」というのは、以下がPhotoshopの公式解説です。

比較(明)
各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色または合成色のいずれか明るい方を結果色として選択します。合成色よりも暗いピクセルが置き換えられ、合成色よりも明るいピクセルは変更されません。

今回のケースで言うと、基本色が女性画像の色、合成色が花の画像の色、結果色は合成後の色です。2つの画像の重なっている箇所は明るい方を表示させますよっという描画モードです。

work5

後は、花の画像を動かして、重なり具合がいい感じのところに配置します。今回は草冠をかぶってるようなイメージと片目が隠れるという配置が気に入ってここにしました。この位置調整ができるのが撮影一発勝負じゃないメリットですね。

work6

最後に「切り抜きツール」でトリミングをします。左上1/3に目がくるように切り抜きました。

Lady-Flower

完成!タイトル通り簡単ですね。「描画モード」の「比較(明)」だけ覚えてってください。では続いてもうひとつ、

多重露光風デザインNo.2「Smoke Forest」

Smork-Folest

シブイですね~。イスラムじいちゃん何吸ってるんですかね。鼻からガッツリ煙出してる感じですが、

Material2

素材を見ると森の道だったんですね。では、先ほどのNo.1を踏まえて、効率的な解説でお伝えします。老人の画像の上に、森の画像を配置します。そして、今回は「不透明度」をいじりますんで、一番下のレイヤーに白い背景をしいておきます。

work2-1

森の画像を選択し、レイヤーパネルの「描画モード」から今度は「比較(暗)」を選択します。

work2-2

描画モード「比較(暗)」というのは、以下がPhotoshopの公式解説です。

比較(暗)
各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色または合成色のいずれか暗い方を結果色として選択します。合成色よりも明るいピクセルが置き換えられ、合成色よりも暗いピクセルは変更されません。

No.1の「比較(明)」とは反対に、2つの画像の重なっている箇所は暗い方を表示させますというモードですね。結果こうなります。

work2-3

濃いですね。ここで「不透明度」をいじります。老人の画像、森の画像の両方の「不透明度」を70%にします。

work2-4

あとはお好みの位置でトリミングしてやれば出来上がり!

Smork-Folest

これも簡単でしたね。「描画モード」の「比較(暗)」と「不透明度」これだけ。

多重露光風デザインNo.3「NY in the Bag」

NY-in-the-Bag

次はこちら。バックの中に綺麗にNewYorkの夜景が収まってます。素材はこんな感じです。

Material3

これも簡単。女性の画像の上に、夜景の画像を配置してから、先ほどと同様に「描画モード」を指定するだけ。「比較(明)」「比較(暗)」どちらでしょう?白は最も明るい色なので、白がこれだけ広範囲で表示されているという事は「比較(明)」です。

work3-1

あとは画像の周りにグレーの光彩をつけて境界がわかりやすいようにしました。作成方法は、背景レイヤーをコピーして一番上のレイヤーにもってきます。「塗り」を0%に。レイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルを指定。光彩(内側)の不透明度を15%、サイズを60pxに指定してOK!

work3-2

光彩なしだとこんな感じですが

work3-3

光彩をつけるとこうなりました。

NY-in-the-Bag

多重露光風デザインNo.4「Kids Imagination」

Kids-Imagination

ではここから2つは応用編とします。子供の想像のイメージを表現していて楽しげです。素材写真は3枚使用しました。

Material4

今回も不透明度をいじりますんで、一番下のレイヤーに白い背景をしいておきます。下から2枚目のレイヤーにレゴブロックの画像を配置して不透明度を20%に。子供の顔が配置されるあたりを消しゴムツールでぼかしつつ消しておきます。

work4-1

消しゴムで消した位置に顔がくるように子供の画像を配置します。ベクトルマスクを追加した上からグラデーションツールを使って上部が徐々に消えていくように。

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全体の不透明度は90%で、「描画モード」は「輝度」です。新しいのでてきましたね。でもこれは白黒にしたかっただけで、たまたま「輝度」で白黒になったから使用しているだけで、深い意味はありません。「輝度」は白黒にするものではないです。詳しく知りたい人はPhotoshopの公式解説をチェックしてみてください。色調補正などで白黒にしてもいいです。

work4-2

次に上部に車の画像を配置します。画像を重ねた時に境界が目立たないように、左右を消しゴムツールぼかしつつ消しておきます。「描画モード」は「比較(暗)」を選択して余白の明るい部分が表示されないようにします。

work4-3

子供の画像の顔の部分をコピーしてきて、車のフロントガラス部分に縮小して配置。「描画モード」は「比較(明)」にする事で、車内の暗い部分より顔が表示されるようになります。

work4-4

以上で完了、すべてのレイヤーを表示させるとこうなります!

Kids-Imagination

現実を白黒で、イマジネーションをカラーで表現しています。子供が現実より想像の世界に入ってる感じ。では次がラストになります。

多重露光風デザインNo.5「Surf Sunrise」

Surf-Sunrise

正反対のもの、海と山を合わせたいなーというとこからインスパイアされました。4枚の素材写真を合成してます。

Material5

一番下のレイヤーにプールの画像を配置します。サーファー画像の部分を消しゴムツールでぼかしつつ消しておきます。境界が目立たないように下部と右端も。

work5-1

サーファーの画像を配置します。「描画モード」は「比較(明)」で。

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色調補正でカラーバランスを調整します。シアン-75、マゼンタ-30、ブルー+35で全体的に青みがかったカラーに。

work5-3

さらに色調補正の「色相・彩度」を使って、彩度を+35に調整。全体を鮮やかな色味にします。

work5-4

次に上のレイヤーに配置した日の出画像の「描画モード」を「比較(明)」に。右側はベクトルマスクを追加した上からグラデーションツールを使って右側が徐々に消えていくように。

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最後にカモメの画像を「描画モード」を「比較(暗)」で配置して、境界線が目立たないように消しゴムツールぼかしつつ調整します。

work5-6

以上、すべてのレイヤーを表示するとこちらになります。

Surf-Sunrise

朝日に海。なんか浄化されそうな気がします。

おわりに

いかがだったでしょうか。操作自体は簡単ですが、素材同士の相性だったり、配置のバランスだったりといったところを考えさせられる楽しい試行錯誤ができます。自分で選んだ素材で試してくれた方は、共感してもらえると思います。
4と5はコラージュの要素も強かったですね。コラージュに関しては以前に記事をかいていますので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

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