こんにちは。全然頭はとがってませんが、玉ねぎ頭です。
今回も前回に引き続き、災害時の避難について調べて、解説していきます(・ω・)ゞ
目次
避難場所と避難所の違いについて
前回の内容を軽くおさらいします。
・避難場所は災害から身を守る場所
・避難所は地域住民が避難生活をするための場所
・食料や飲料水の備蓄は避難場所にはなく、避難所にはある
・避難所は地域住民のための場所のため、場合によっては帰宅困難者を受け入れてくれない可能性が高い。
と、前回、こんな貼り紙を見て、帰宅困難者になったらどうしたらいいんだーーっ!と困っていました…
帰宅困難者って?
帰宅困難者とは、災害時などに自宅までの距離が遠く、徒歩で帰宅することが困難な人のことを指します。
具体的には、家までの距離が10kmを超えると徒歩帰宅するのが難しくなる方が現れ、20km以上は全員帰宅困難と定義づけされています。
…家まで10数km♪……とか、自動車じゃないんだから無理っ!と日ごろから超運動不足な私は思ってしまいます…
ちなみに会社の最寄駅JR五反田駅からおおよそ10kmの駅は下記のとおりです。
日ごろ電車でサクサク移動しているので、あまり気に留めていませんでしたが、帰宅困難者が出始める10kmって近場なんですね…
しかもリンクの地図では徒歩で2時間以上って記載されていますし…この2時間以上って、“速度が変わることなく歩いて”2時間以上かかるってことですよね(´д`;;)
でも避難所は使えない…
そんな時にはどこに滞在したらいいんでしょう…?
帰宅困難時、どこに行けばいい?
帰宅困難者には、避難所ではなく、「一時滞在施設、帰宅困難者支援施設」という場所があります。
実は、前回の記事でも掲載した先ほどの写真、右側の黄色部分にこのように記載されていました!
一時滞在施設、帰宅困難者支援施設
帰宅が可能になるまで待機する場所がない帰宅困難者等を一時的に受け入れる施設。
集会場、オフィスのエントランスホールやホテルの宴会場等、民間の施設なども指定されています。
トイレなどの施設があり、場所によっては食料や飲料水、毛布の備蓄があり、災害被害の情報提供などもしてくれます。
ただし、自治体によって、一時滞在施設、帰宅困難者支援施設など呼称が違うみたいです…
東日本大震災の時、カフェとか早々に閉まっていた記憶があるので、外出先で交通機関が完全に止まってしまい、徒歩で帰ることもできない場合は、こちらの施設を利用することも検討したらいいんですねφ(。_。*)メモメモ
具体的にどこが帰宅困難者支援施設になるのかについては、市区町村や都道府県の防災対策ページを確認してみてください♪
と、ここまで調べていて、ごちゃごちゃごちゃしてくる用語がまた1個出てきました。
それは「災害時帰宅支援ステーション」
災害時帰宅支援ステーションって何?一時滞在施設との違いは?
災害時帰宅支援ステーション
徒歩帰宅者への支援をする施設。
一時滞在施設と同様にトイレや水道などの施設があり、地図などによる道路情報やラジオなどで知りえた通行可能な道路、交通機関に関する情報提供をしてくれる場所。
コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどが該当施設になることが多いみたいです。
お店や自治体によってデザインが違うみたいですが、施設にはこんなステッカーが貼られています。
徒歩でなんとか帰宅できるけど、距離があり、ちょっと辛い…とか、この道であってるのかな??という時には、災害時帰宅支援ステーションの利用を検討したらよいみたいです♪
と、いうわけで、一時滞在施設と災害時帰宅支援ステーションの違いは下記の通りです。
災害時の避難の流れ
避難所、避難場所、一時滞在施設の役割がわかったので、前回の記事とあわせて、避難の流れをまとめます。
さて。
これで基本的な避難の流れについてわかったので、会社付近の避難場所を確認しようとしたところ、新たな問題がΣΣ(゚д゚lll)ガガーン
こちら次回掘り下げていきます。