人が歩く目的とは

人数が沢山いるほど、素晴らしい写真が撮れるんです。






という事でまた歩きました。
前回は現在の国道1号を採り上げたので、今回はブログをネタに上司に奢らせるため旧東海道の魅力を伝えるため、旧東海道にスポットを当ててみます。
前回はランキング形式でしたが、今回は道順に沿いながら見どころを紹介していきます。
また、由緒正しい旧東海道を歩くので、時代の流れを感じられるように、弊社のコンピューター技術と独自の調査資料を駆使して、当時の光景を完全再現した画像付きです。
本来、料金をいただくレベルの技術なのですが、今回はサンプルという意味を込め無料公開です。
京橋跡
最初の見どころは、日本橋から約1km程にある京橋跡です。
日本橋と並ぶ橋だったそうなのですが、地名と親柱を残すのみです。
日本橋と違い、人だかりもできていません。
橋があったはずの場所は現在こんな感じ。
それでは、橋と川を元通りにしたいと思います。
江戸時代と書いてありますね。
自己申告というのは法律においても最重要な証拠ですから、これはもはや江戸時代で確定ですね。
新橋跡
銀座を過ぎると、新橋と書かれた石碑のような物が建っています。
これはここから新橋という意味ではなく、「新橋」という名の橋の柱跡です。
ですが、京橋と同じく川も橋も残っていません。
見ての通り、橋があったとは思えません。
更に困ったことに、現代の建造物の方が目立っています。
ここにも再び橋を架け、現代の構造物を消し去り、江戸時代まで時間を巻き戻してみたいと思います。
新橋と言い張っている人がいます。
更に、江戸の町人まで出現しました。
これは高度な錯覚を利用した表現で、町人がいることで現代の構造物が気にならなくなっていますよね。
”見せる収納”のような、収納しているのか見せているのか、そのあやふやな表現を写真でも再現しました。
新橋
次は新橋跡ではなく、地域としての新橋です。
サラリーマン気分を味わいたいなら、ここ。
スーツを着て歩けば、学生の君も主婦のあなたも今日からサラリーマン!
現代はこんなカッコいいビル街です。
当時はどんな建物が建っていたかというと・・・?
まさしく”城”ですよね。
現代がビル街ということは、江戸時代も城が乱立していたに違いありません。
住宅事情は、今も昔も変わらなかった、ということでしょう。
そして、外国の方にも分かりやすいように、寿司や腹切りの要素も追加しました。
ちなみに、後ろに富士山があれば、どんな画像でも古き良き日本って感じになりますよ。
皆さんも是非お試しあれ。
高輪大木戸跡
そもそも、大木戸って何?って話ですが、簡易的な関所です。
「簡易」関所の更に跡地なので、石垣とこの石碑くらいしかありません。
子供一人が遊べそうな場所があります。ここも関所だったのでしょうか?
歴史を感じさせる要素がゼロだったので、正直かなり難易度が高かったのですが、延べ0.00001年の歳月をかけて再現できました。
関所の再現画像です。簡易とはいえ首都なので立派なゲートが付いていたと思います。
ちなみに江戸時代の上位力士は侍と同じ身分で、関所は顔パスだったそうです。
インターネットも写真も(ほぼ)ない時代ですから、関所の役人にはビッグデータを活用した、高度な顔認証技術が必要とされました。
また、当時から外国人力士は強かったので、子供がチョコレートをねだりにやってきたとかこないとか。
後ろのロケットは関所破り(関所の不法通過)の一例です。
関所を守る必要が出た場合はロケットにもご注意ください。
品川宿
東京側からスタートした場合に、一番最初にたどり着く宿場です。
現在は商店街のようになっていますが、至る所に旧東海道や史跡を示す看板があります。
振り向けば高層ビルなのですが、こんな感じの落ち着いた商店街です。
ただし、宿場として機能していた際は参勤交代もここを通っていてかなりにぎわっていたとの事でした。
それでは、当時の宿場街の再現画像を作成します。
侍は分身の一体や二体は平気で出せると聞きます。
つまり、大名行列とは実際にはこういう光景だったと思われます。
また、大名行列はパレードのような娯楽として扱われていた面もあるそうなので、きっとこんな感じのお祭り騒ぎ。
ちなみに旧東海道は仙台と正反対なのですが、この人はどういうルートで来たのでしょうか・・・。
旧東海道の一番の見どころは?
今回の旅の見どころを総括すると、一番の見どころはこれです。
この写真でひときわ目立つ存在・・・そう、「ハト」です。
ハトがなんなのかご存じでない方も多くいらっしゃると思うので説明します。
鳩とは鳥類の一種であり、ハト目・ハト科に属している。
ちなみに画像の鳩は通称ドバトと呼ばれるカワラバトという種類。
また、鳩は平和の象徴ともされる。
この鳩であるが、旧東海道に広く分布しており、その姿が数多く確認できる。
つまり、旧東海道といえば鳩、鳩と言えば旧東海道と言える関係が成り立つのである。
そんな平和の使者のご尊顔はこちら。
ラブ&ピースって感じの目をしてますね。
そんな鳩も西洋文化が入る前の日本では軍神の使いだったので、平和の象徴というイメージはなかったようです。
昔の鳩はというと・・・
きっとこんな感じの、豆くれない奴は殺すスタイル。
まとめますと
平和の象徴=鳩、鳩=旧東海道、旧東海道=平和の象徴
よって、旧東海道は平和の象徴という事が証明されました。
同じルートで歩きたい方へ
同じルートを歩きたいという方もたくさんいらっしゃると思うので
今回の見どころをまとめた地図を用意しておきました。
地図に書いたルートで散策してもらうと、効率良く歩けるかと思います。
旧東海道を歩く場合は是非、旅のお供としてご活用ください。
上司に奢らせる方法
さて、区切りとなる品川宿まで来ましたが、ここからが本題は補足です。
上司に奢られるためのポイントは、この3つです。
・上下関係
・上司の正常な判断力を失わせる事。
・夕食や昼食時などの時間帯に合わせる事。
冒頭でご覧いただいた通り、普段から上長を立てる姿勢を徹底しているので、一つ目は問題ありませんね。
二つ目、三つ目はまだ満たせていないので、もう少し歩く事にします。
~PM16:00~



~PM17:00~



~PM18:00~


あ、ゴール予定地点が見えました!青物横丁です!
ところで、お腹空きましたよね?

疲労が最高潮に達して、完全に正気を失っていますね。
この後は二件ハシゴで奢らせる事に成功したのですが・・・一番得をしたのはお酒に強い玉ねぎ頭さんだったかもしれません。


