こんにちは、システムちーむのぽっしーです。
今回はAndroidのファイラーアプリについてレビューをしていこうかと思います。
ファイラーとは何か
まずはファイラーとはなんぞや?というところから初心者にもわかりやすく、噛み砕いて説明します。
何だよそんなの常識じゃん!知ってるよ!って方は読み飛ばして問題ありません。
ファイラーとは一般的にファイルマネージャの略で、ファイル管理ソフトです。
具体的にはファイルの移動やコピー、削除等の機能があります。
WindowsではWindows Explorerが用いられており、名前も知らずに使っている人も多いのではないかと思われます。
ではAndroidではどのようなファイラーがあるのかを紹介していきます。
ES ファイルエクスプローラー
定番のファイラーを挙げると真っ先に出てくるアプリの一つ。
見やすく直感的で使いやすいUIが特徴です。
高機能なファイラーで、Dropbox等のオンラインストレージとの連携させることが出来ます。
これによりローカルストレージと同様に使い慣れたUIで操作が可能です。
ファイルやフォルダを長押しすると表示が切り替わり、選択モードになります。
選択モードでは画面下のメニューの内容が変わり、コピーや切り取りなどが選択できるようになります。
これにより、複数のファイルを纏めてコピー等が簡単に行えます。
また、画面左をスワイプすると表示されるのがこのメニュー。
ダウンロードフォルダ等、ローカルの各種フォルダへのリンクから、ニュースや天気などウェブブラウザとしてのリンクまで設定することが可能です。
X-plore File Manager
同様に定番ファイラーとして有名なのがX-plore File Managerです。
こちらは2画面構成が特徴的なファイラーです。
上記の画像はアプリ起動時に開く、「左側」の画面、内部ストレージを表示しています。
そしてこちらが「右側」の画面。
内部ストレージの画面で「→ext_sd」をタッチして別画面を切り替えます。
右側ではSDカードを表示しています。
2画面を切り替えることで、コピー元とコピー先を同時に開いておき、切り替えながら作業を行ったりすることが出来ます。
ファイルやフォルダは長押しするとチェックが付き、複数選択が可能です。
またサイドのメニューで削除等も行えます。
tetra filer free
凝った作りの上2つと違ってシンプルなUIなのがこちらのtetra filer freeです。
国産のファイラーで動作が非常に軽快です。
ファイルやフォルダ上でボタンを長押しすると、上部のメニューが切り取りやコピー等に変わります。
一度長押しを行えば、2個目以降は長押しせずに選択可能です。
左上の数字は選択した数で、シンプルながらも使いやすいUIとなっています。
右上の「⋮」はメニューとなっており、並べ替えや上部メニューにない操作を選択することが出来ます。
こちらはtetra filer freeの名の通り無料版ですが、テーマ機能や隠しファイル表示を行える有料版のtetra filerもあります。
ファイラーでどのような事が出来るか
自分の場合、無線LANルータ経由で、PC内のファイルを操作しています。
具体的には無線LANルータにWiFiでスマホ、有線でPCを繋いでいる環境で、スマホからPCの外付けHDD内に保存してある動画を再生したりします。
PCは外付けHDDに共有フォルダを作成し、そこにPCで録画した動画ファイル等を入れます。
またローカルIPは固定に変更します。
スマホやタブレットにはES ファイルエクスプローラーをインストールし、先程固定したPCのローカルIPにアクセスする設定を追加します。
これで、PCの前に居なくても、共有フォルダ内のファイルにアクセスすることが出来ます。
現在はES ファイルエクスプローラーからX-plore File Managerに切り替えましたが、こちらでも同様の操作が可能です。
このようにファイラー一つにも様々な種類、様々な機能を持ったものが存在します。
スマートフォンの機種によってはデフォルトのファイラーもプリインストールされていますが、それに不満を持ったらより便利に扱えるファイラーを探してみるのは如何でしょうか。