1年間で電車に乗っている時間が33日分あります。しくれです。
とはいっても、趣味が電車に乗るということではなく(笑)、通勤時間が片道1時間半ある、という意味です。
週5日電車に乗っていると、1年間でそれだけの時間になるんですよ。
ちなみに
片道1時間半だと…年間で33日。
片道1時間だと……年間で22日。
片道30分だと ……年間で11日。
こうやって並べると、考えさせられますね(笑)
この時間を大事に使っていきたいと考えているこの頃ですが、今回の話はそんな私の気持ちとは真逆の話になります…。
ではでは前回 ↓ の続きです。
目次
1000回まで
前回、モナイさんに洗脳され(笑)、
「画像を異なる形式で交互に保存をおこなうと、最終的にどうなるのか?」
をテーマに、JPEGとGIFの変換を交互に40回までおこないました。
40回変換するなかで、画像は鮮やかさを失い、暗くなっているように見えます。
まだ40回目ですが、ここまでの変化を見て1000回までやることに決めました。
A.1000回の方がカッコ良いからです!!
それでは、サクサクっと1000回目まで進めていこうと思います!
100回目(50周目)まで
50回目(25周目)。ファイルサイズは147kB。
100回目(50周目)。ファイルサイズは133kB。
この辺りで、黄色の人形(左手前)に変化がありました。
100回目の画像を見てのとおり、少しずつ減色しています。
最後には真っ黒になるのかもしれません。
150回目(75周目)
150回目(75周目)。ファイルサイズは121kB。
人形のモノクロ化が始まりました。段々と侵食されていくようで面白いです。テレビの砂嵐みたいで懐かしいですね(笑)
200回目(100周目)
200回目(100周目)。ファイルサイズは113kB。
全体的にかなりモノクロになってきました。目に見えた変化があるため、変換していて楽しいです。
250回目(125周目)
250回目(125周目)。ファイルサイズは111kB。
かすかに色が残っています、黄色の人形は、ほぼモノクロです。
最初に比べ、減色のスピードが落ちてきたような気がします。
しかも、まだあと750回も残っているし……段々気分が重くなってきました。
300回目(150周目)
300回目(150周目)。ファイルサイズは110kB。
ほとんど、モノクロになってきました。
私は、長い時間画像と向き合っているせいか、眺めていると色が浮かび上がってきますね(笑)
遂に!?
392回目。ファイルサイズは109kB。
完全にモノクロになりました。達成感がありますが、宣言した1000回の半分にも満たないです。
せめて500回と言っておけば良かった…。
マラソンの中盤から後半にかけての、あのキツい感じが蘇ります。
更に、少し保存を繰り返すと、白い点々が増えていきました。
これは…?
さて、ここからは画像自体に変化が見えづらいので、趣向を変えていきます。
ということで、これは何回目の画像に見えるでしょうか!?
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なんとこれが1000回目です。
悲しいことに392回目以降は、ほとんど変化がありませんでした。
わずかに白い点々が増えていっただけです。
画像のディテールについても、終始そのままでした。
色がなくなった後に人形の輪郭が欠けていくことを期待していましたが、そんなことは一切ありませんでした。
色がなくなっていくうちは変化があり、保存していて楽しかったのですが、
1000回までひたすら同じことを繰り返すので、めのまえがまっしろ…になりました(笑)
改めて、元画像と1000回目を比べてみます。
こうやって見るとだいぶ変わってますね(笑)
容量の変化
次は1000回目までのファイル容量の変移をまとめてみました。
最初の変換でファイル容量が最も減り、一番小さくなりました。
それ以降、JPEGのファイル容量はブクブクと増えていきました。1000回までの変化をグラフにしてみると…。
変化がゆったりでかなり地味ですね。
JPEGの容量は22回目で元の画像よりも容量が大きくなってしまいました。
また、GIFはモノクロになっていくところで容量が減っているようでした。
1000回保存して気づいたこと
ペイントで画像を保存するスピードが早くなりました!!
とかではなく、JPEGとGIFの画像を拡大して見てみたところ、気づいたことがありました。
↓これは999回目(JPEG)と1000回目(GIF)の画像です。
これでもよく見ないとわかりにくいと思いますが(笑)
拡大して比べてみると、わずかに色が残っていることが確認できます。
また、GIFには、JPEGに存在しない色が出現しています。
変換したものを見ているうちに気がついたのですが、JPEGでは多くの色を使いグラデーションを表現するのに対し、
GIFでは、色数こそ少ないものの、色差と密度でグラデーションを表現していることがわかりました。
更に、JPEGに変換される際は、全体的に彩度が低くなる(ぼやける)傾向があることがわかりました。
JPEGでぼやけた色をGIFは削り取ってしまう(丸めてしまう)ため、明るい色は一番明るい色である白に、暗い色は一番暗い黒に近づいていくのではないかと思いました。
また、GIFの色差をつけるチカラがJPEGのぼやかせるチカラより強いため、一度モノクロになってしまった後は白が黒になることはなく、画像のディテールが崩れないのではないかと思いました。
まとめ
「画像を異なる形式で交互に保存を行うと、最終的にどうなるのか?」
1000回やってわかったたことは
- JPEGとGIFの保存を繰り返すと減色して、最終的にモノクロのようになる(拡大すると色がある)
- JPEGでは、多くの色を使い、グラデーションを表現するのに対し、
GIFでは、色数こそ少ないものの、色差と密度でグラデーションを表現している - GIFの色差をつけるチカラがJPEGのぼやかせるチカラより強いため、画像のディテールは崩れない
の3点です。
疑問に思うことや気になることの方が増えた気がします。
ということで、モナイさんに報告です。
しくれ「そんな感じで、1000回やり遂げました。」
モナイ「本当に1000回やったんだね。おつかれさま。」
しくれ「この画像以外でも、どうなるのか試してみたいですけど、やり方に限界を感じます…。」
モナイ「そうだね。…それなら良い考えがあるよ」
そう言ってモナイさんは自分の席に戻って行きました。
…続きます!?