こんにちは、デザインちーむのさむです。
本日は本当にごく簡単にLinuxについて書いてみたいと思います。
餃子でいうと皮ぐらいの厚さしかない内容ですが、、、。
仕事で触る機会は0%ですので、趣味レベルでのお話です。
暇つぶしにでもどうぞ。
まずはLinuxに対する個人的な初めのころの印象を書いてみます。
- Linux、なんだかとても響きの良い単語です。(個人的に)
- コマンドラインで操作するのでとてもやってる感がある。
- 昔はWeb業界といえばみんな黒い画面で操作してると思ってましたw
- なんだか憧れる。
- 理解するのは相当むずかしそう。
こんなところでしょうか。
やはり自分も敷居が高そうでとっつきにくかったです、、、。
しかしほんとに基本的なことであればなんとか進めることができました。
ちなみに自分でもUbuntuとCentOSをほんのり使ったことがあり、現在自宅にCentOSでサーバー機を動かしています。(現在は電源がただ入っている状態ですが、、、。この記事の最後に現在の仕様を記載しました。)
Linuxの歴史
LinuxはWindowsなどと同じOSのひとつです。
Unix系OSを元に作られています。
産みの親はLinus Benedict Torvalds(リーナス・トーバルズ)さん。
この人はリスペクトしてもし足りない人、ジョブズと並んで大好きな人です!
Gitも開発した人。
公式マスコットはタックスくん。
なかなかかわいいですね。
いつかふなっしーとコラボしてほしい。
他にはこんなボツ案が。
他のデザインはWeb創世記のにおいがプンプンしますね。
Linuxの種類
Linuxカーネルとその他のソフトウェアをまとめたものを「ディストリビューション」と呼びます。
簡単にいうとLinuxの種類のことです。
現在では数多く出ているのでどれを利用するかは自身で決めなくてはなりません。
古い知識になりますが大きく分けると3つの系統に分類できます。
代表的なディストリビューションを以下に記載します。
(※ここでの情報は古いもので、開発停止等になっているものもあり、最新の正確な情報ではございませんのでご注意ください!)
Slackware系
Slackware、Plamo、SLAX, etc.
Redhat(rpm)系
Fedora、CentOS、MIRACLE、RedFlag、PS2 Linux、Turbo、Vine、SUSE, etc.
Debian系
Debian、Ubuntu、KNOPPIX、Omoikane、Linspire, etc.
とても多く存在してるのが分かると思います。
日本で開発されているものも数多くあります。
一般向けOSだとWindowsかMacしかないのが不思議な感じです。
Linuxの使い道
じゃあ、それで何をするのさ。
ということになりますが基本的にはやはりサーバー機として使用されています。
Unix系のOSをもとに作られているのでネットワークとの親和性が高く、Windowsなどより安定して動作するからです。
現在ではAndroidもLinuxをベースに作られていますし、スーパーコンピュータもほとんどがLinux、証券取引所などの大型クラスのコンピューターもLinuxです。
ん~、Linux恐るべし、、、。
また最近ではデスクトップ機能も充実してきてます。
Windowsで行っていることのほとんどはできます。
WebブラウザもあるしApache OpenOfficeでOffice系の操作も可能。
メール、写真、動画、DVD利用や音楽関連の操作ももちろんできます。
何よりも無料で利用できる(一部は有料のものもありますが)のがうれしいです。
そしてとてもやさしい入門編Linuxディストリビューションが「Ubuntu」です。
UbuntuはGUI(Windowsなどのようにマウスでのグラフィカルな簡単操作)での操作が大幅に強化されており初心者の人でも簡単に操作することができます。(WindowsやMacの操作となんら変わりは無くCUIでのコマンドライン操作をしなくても操作可能)
例えば、こちら(「Linux(ubuntu)を使って、脱Windowsをしよう。」)の記事で詳しく書かれています。
なんでもできるOSがタダでWindowsやMacは有料なんてなんだかおかしな話ですね。
もうちょっとマニアックになると以下のようなことも可能です。
- TV番組自動録画
- 10秒起動のPC
- DLNAサーバー
- ファイルサーバー
- iTunesサーバー
- ピュアオーディオ再生
- クラウドサービス構築
- 室温に応じてエアコンをつける
なんともマニアックですね。
中には他の機器との組み合わせが必要なものもありますが。
まとめ
どうでしたでしょうか?
みなさんも使ってみたくなりましたか???
Linuxってとても親しみやすいものだったんですね。
ちなみに現在のうちのCent君の仕様は以下のとおりです。
(CPU:Core 2/RAM:1GB)
- WindowsやMacやiPhoneとファイル共有が可能
- WindowsやMacやiPhoneからリモート操作にてGUIとSSHでの操作が可能
- WebサーバーとしてWebページの表示が可能/WordPressも稼働
- ftpサーバー稼働
- VPN(L2TP/IPsec)にて外部からアクセス可能(その後にファイル共有やSSH、リモート操作などが可能)
- VPNにて外出先から家のひかり電話経由で発信
今のところはこんなところです。
立ち上げ当初は安易な気持ちでSSHを外部からアクセス可能にしていました。
しばらくしてログを確認するとビックリ!
ブルートフォースアタックをやられまくってました、、、。
速攻LANケーブルを抜き設定変更したのは言うまでもありません。
安易な気持ちと薄っぺらい知識でこういう設定をするものではないですね!
世界中からの標的になってました、くわばらくわばら。
今後はもっと知識を増やしていければと思ってます。
そーいえば先日、HuluにてプロジェクトXを見ていたところ面白い回がありました。
富士通の技術者でのちにミスターコンピューターと呼ばれる「池田敏雄」さんを中心に当時世界最速のコンピューターを作り出す過程を描いたもの。
IBMの「360」もすごいですがそれを超えた池田敏雄たちにとても心が打たれます。
Web業界の人が見るととても熱くなるのでは?
池田敏雄さん、まじリスペクトです!
Huluを利用している方は是非ご覧ください。
おまけ
半年ほど前にこんなものを購入しました。
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)と呼ばれるタバコの箱ほどのサイズのちっちゃなPCです。
価格も3000円程度。
この小さな機械の中にRaspbianと呼ばれるディストリビューションが入ってます。
Debianをカスタムして作られたものです。
こんなに小さくても立派にLinux OSとして動作します。
衝動買いしたもののまだセットアップはしてません、、、。
そろそろ何かに使わないと、、、。
このラズベリーパイは学校で基本的なコンピュータ科学の教育を促進することを意図して作られったようです。
子供に向けて制作されており貧困な国の子供にも触れてほしいという意図があるので低価格なんですね。
最近は似たようなものが多く出ているようですのでみなさんも購入してみてはいかがでしょうか?