Linuxなどの入力する場面に遭遇することがあると思います。画面には入力した文字のローカルエコーがされませんので、慎重にパスワードを入力しているのだと思いますが、それでもパスワードを入力中に間違えたりしませんか?
例えば、サーバコンソールのパスワード入力で、16文字のパスワードを入れなきゃいけないのに何文字目かわからないところで入力をtypoしてしまった場合、皆さんはどうしますか?
16回BackSpaceキーを押してから入力しなおす、というのが直感的でわかりやすいですが、同じキーを何回も押すなんてこと、しなくても大丈夫です!
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パスワード入力間違えたらCtrl+Uで入力をクリアできる
実は、パスワード入力中、Ctrl+Uで、パスワード入力開始から入力した文字をクリアできます。
これは割と有名。
シェルでパスワード入力プロンプトでるじゃないですか。途中まで打って間違えたとするじゃないですか。Ctrl + u 打つとリセットできるの知ってた? 俺は知ってた
— Naoya Ito (@naoya_ito) 2014年4月7日
対話シェルでもやってみよう
パスワードを入力してログインした後は、対話シェルになりますが、そこでも適用できるかやってみましょう。
対話シェルでもCtrl+Uが有効
対話シェルでも、Ctrl+Uが有効です。
この場合、Ctrl+Uは、「カーソル位置から前の文字をまとめて消す」機能となります。あと、同時にキルバッファに入ります。
ついでに対話シェルでのCtrl+Kも覚えよう
カーソルから後ろの文字をまとめて消すのは、Ctrl+Kです。これも、キルバッファに入ります。
キルバッファに入った文字列を吐き出すCtrl+Y
Ctrl+Yで、キルバッファに入っている文字列を取り出します。なお、パスワード入力時のCtrl+Uはキルバッファに入りませんのであしからず。
コマンドライン入力で活用しよう
サーバ環境でもGUI操作ができるようにしていることがあるでしょうが、どうしてもコンソールログインでの操作をしなくてはならないときがありますので、GUI環境でもコンソール操作を覚えておくといざというとに慌てずに済みますので、ぜひ体験してみてください。