こんにちは、マイケルです。
今回はjQueryのように使えて、jQueryより軽量なjsライブラリにzepto.jsというものを紹介します。
なぜ軽量なのかといいますと、デスクトップパソコンのような高速回線ではない、スマートフォン端末ではjQueryの90KBくらいのサイズは比較的重いです。
また、Google検索が順位を決定する一つとして、サイトページの表示速度の要素があげられます。もちろん、表示速度を上げれば順位が上がるというわけではないですが、ユーザー側からしても遅くてなかなか表示されないページは見る気が失せてしまいます。速度を向上させると良い事ばかりなので、今後もスマホサイトの表現が多様化すると予想される中、トラフィックへの考慮は重要な要素になってくると思います。
スマホ向けライブラリ「Zepto.js」
http://zeptojs.com/
スマホサイト作成でも、jQueryを重宝している方が多いと思います。
jQueryは機能的には最強ライブラリですが、スマートフォン端末で使うと重い時が多々あります。
そこで、軽くてjQuery互換のあるZepto.jsという、jsライブリがあるのでおすすめです。
現在、jquery-1x.min.jsで94KBですが、JQuery互換のある軽量ライブラリzepto.js v1.0は24KBです。63%のコストカットになります!
軽量である要因は、IEのサポートを切っていたり、jQueryのよく使う機能のみをを残し、スマホのwebkit系向けブラウザに最適化している点です。
よほど特殊なことしなければ、問題なく使えるかと思います。
Zepto.jsを組み込んだ軽量フレームワーク「Zoey」
http://blog.angeloff.name/zoey/
次に、zepto.jsを組み込んだスマホ用の軽量フレームワーク Zoeyの紹介です。
Zoeyは、HTML5とCSS3ベースで、ラインセンスはMIT Licenseです。
こちらDemoです。
jQuery Mobileを扱ったことがある方だと、似ているところが多々あるので使いやすいかと思います。data-theme=”d”のところを”a”とか”b”とかに変えたりとか。
zepto.jsに限らず、将来的にスマホ系のサイトではサクサク動く動作性が、より必要になってくると思いますので軽量化には今後も注目していきたいですね。