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あるあるネタ
普段生活してると些細なあるある現象を感じることってありませんか?
実はそんな「あるあるネタ」にはれっきとした名称があったりするのですが、今回は「デザインの現場」だったらという例えを作ってみました。
それだけだとなんとなくつまんないと思ったので、意識高い系デザイナーの彼の1日を添えてお届けします。
※徒然なるままに書いていきますが、これはフィクションですので。
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彼(石木高男) 好きな言葉は「イノベーション」 |
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デザイナーの朝は11時出社。朝活に何を行うかで一日の生産性が決まる。
「アラームより先に起きてしまったか―。」彼が起きたのはAM9時。ブラインドから街の景色を覗きこむと、通勤に汗を流す学生や社会人の姿が目に映る。
「日本はいつも忙しい、朝から夜まで休む暇もない」そんな彼もまた、朝から汗を流そうとしているのだ。これから向かうフィットネスジムにて。
ジャーキング
PCモニターの先にある前の席の頭部がビクッとなる現象。
もし目についてしまったら、見なかったことにしてあげてください。
クロノスタシス
集中して作業していたと思ったら、5分しか時間が進んでいない現象。
こうなると時計を見たら負けだと思って、心を無にしましょう。
パリ症候群
お洒落だなーと思って入れたフォントを実際に使用したら、
イメージ通りに使いこなせない切ない状態
お昼時、考えが煮詰まったら行きつけの喫茶店でランチタイム
仕事が出来るデザイナーは、必要以上に悩むという無駄な時間を生きていません。これ以上アイデアが出ないと思ったら、スパッと切り替えて休憩することに集中する判断力と決断力をもっています。
一度スッキリさせたほうが新たなアイデアが入ってくる、むしろ頭を使わない時間の方が有意義だと、彼のロジカルシンキングは常軌を逸しているのです。
青木まりこ現象
本屋さんに行くと、とりあえずクックブックを眺めるけど、
結局何も買わないか、関係ない漫画や週刊誌を購入する現象。
インプリンティング
一番最初に犯した大きいミスを一生忘れないこと
バックアップとらずに重要なデータを消去したとか
大量の印刷物を刷った後に誤植に気付くとか
とある某(漫画)デザイン世界には、こんな格言があります。
「ミスしたことがある」というのがいつか大きな財産になる
そんなポジティブに考える前に、しっかり反省しましょう。
スタンダール症候群
デザインコンペなどで相手の作品を見て、体調を崩すこと
コンペ会場で欠席者や体調の悪い方が多いときは集団感染です。
舌先現象|TOT現象
プロパティやメソッドなど、そのスペルを思い出せない状態のこと
横文字や専門用語も多い業界です。予測変換付エディターを使うと便利です。
壊れたエスカレーター現象
何度修正を行っても、同じ修正が続くことに違和感を感じること
あまりにも頻発する場合、相手は機械だと思ってください。
AI(人工知能)を搭載したBOTです。本体はクラウド化されていてシリコンバレーに母体があります。
つるふさの法則
クライアントの要求が「なるはや」と「出来次第」が交互に繰り返される状態
そう書いてはいませんが、結局本当の意味は「今日中」ってことなんです。
初頭効果
最初に行ったプレゼンで失敗すると、そのトラウマしばらく引きずる現象。
親近効果
逆に企画最後のプレゼンで成功すると、その後もいい調子が続く現象。
定時になったら1分たりとも残業はしない。これが健全なIT企業のデファクトスタンダード
「―そろそろ退社の時間か。」意識高い系デザイナーである彼は退社後のプランを定時5分前には計算しています。仕事とプライベートの両方を、頭の中で同時に設計出来てしまうわけですね
二つのことを意のままに進められる。これが天賦の才ってやつです。
ハイドロプレーニング現象
残り数分で定時を迎えるというのに、作業に区切りがつかない状態
ゲシュタルト崩壊
同じ文字ばかり注視していると、行間、文字詰め、フォント、カーニングなど
テキストの世界が崩壊してしまう現象。虚無の世界にようこそ
「修正」という文字が読めない?それはこの現象ではなくストレスでしょう
ファントムバイブレーションシンドローム
クライアントからの返信内容を読む前に「また修正か」と錯覚する現象。
ちゃんと読んでみましょう。「更新しても修正が反映されない?」そんなときはキャッシュのクリア方法を説明します。
ファニーボーン
データ保存前にアプリケーションが予期せず終了するときの精神的ダメージ。
小まめに保存しようとその時に誓っても、忘れたときにやってきますから。
シバリング
キーボードをトントントンと細かく打ち付けている動作。
設定されているショートカットキーを使うと効率的なんですが、
大切なのは、スピードではなくリズムなんでしょうね
獲得的セルフ・ハンディキャッピング
担当案件の納期が間近にせまると、余裕がないはずなのに
デスクトップの整理や、不要データやごみ箱の削除を始めること
偽薬効果
このツールは使えますよ!と言われてインストールしたアプリなどが
実際効果も出ないのに「ほんとだ!機能的だ!」と錯覚する現象。
「プラシーボ効果」ともいうらしい。
クロワッサン症候群
トレンド技術を意識せずに生きていたデザイナーある日、
自身のキャリアに対して焦りを感じ始めること。
「ドットインストール」や「プロゲート」あたりから調べてみてください。
スプーナリズム
「height(ハイト)」を「ヘイト」と言い間違えるような言葉遊び。
トラッキング現象
タブの開き過ぎ(メモリの圧迫)によって、ブラウザが落ちること
ドラミング
アプリケーションのアラートが激しくなる現象。
Adobe製品のヘルプが急に自己主張強くなるのがソレ
バタフライ効果
「font-size」を1px変えただけで、レイアウト崩れが発生するようなこと
ページタイトルやH1テキストを1単語変えただけで急に検索流入が減ったとか、1文字の文法ミスでサイトが表示されなくなったとか
ベイカーベイカーパラドクス
データの内容は詳細に思い出せるのに、どこに保存したかは思い出せない状態
あとがき
みなさんどうでしたか、共感できる「あるあるネタ」はありましたか?
ちなみに言葉の本来の意味合いを知りたい方は下記記事を読んでみてください。
日常の現象には名前が存在した!しかも結構カッコイイ
意外な現象の名前
ここでは、「デザインの仕事で例える」と勝手な意味をこじつけてみましたが、弊社では彼のストーリーにあった施設利用に関する福利厚生や、喫茶店や美味しいお店が近くにたくさんあったり、みんなが定時上がりなのは本当です。
上のような大変な例はそんなにありませんが、面白い体験をしたい方募集中(^^)/