こんにちは、レタッチちーむのめいです。
暖かい季節になってまいりました。
みなさん授業やお仕事中にうつらうつらと船を漕ぎ出していませんか?
私は……もちろん眠気なんかに負けず日々業務に勤しんでおります!!
さて、今回ご紹介するPhotoshopの機能はレイヤースタイル。
目次
レイヤースタイルってなに?
レイヤースタイルとはドロップシャドウや光彩など様々な視覚効果を簡単に適用、編集できる機能です。
編集したいレイヤーをダブルクリックするとレイヤースタイルウィンドウが表示されます。
主にテキストのエフェクトに使用されることが多いのですが、いやいや写真のレタッチにも使えるんです!
今回はこのレイヤー効果を使用して、簡単に涙加工をする方法をご紹介いたします。
こちらの写真を例に使用します。
さっそく涙をつくってみましょう!
1. 新規レイヤーで目の下に白い線を描きます。
形は後々調整するので、適当で構いません。
2. レイヤースタイルでドロップシャドウの構造を以下のように設定します。
- 描画モード:乗算
- 不透明度:100%
- 角度:-120%
- 距離:1px
- スレッド:0%
- サイズ:4px
※各数値は写真に合わせて調整してみて下さい。
乗算の色は肌色より少し濃い色に設定します。
肌の色をスポイトで抽出し、一段階暗い色を選択。
3. スタイルを適用したら、レイヤーの描画モードを「比較(暗)」に変更します。
立体感が出ました。
4. 消しゴムや指先ツールなどを使用し、涙の形を整えます。
おお、なんだか涙っぽくなってきた、かも??
5. 涙レイヤーを複製し、描画モードを「通常」、不透明度を20%に設定します。
※不透明度は写真に合わせて調整してみて下さい。
6. 写真の光源に合わせてハイライトを付け加えます。
今回はブラシの色を白、モードをオーバーレイ、不透明度を30%に設定して、光らせたい部分を軽くなぞりました。
これで涙の完成です!
泣いてるように見えますか?
さいごに
応用すれば色々面白い加工ができそうですね!
とても便利な機能なので、是非ご活用下さいませ!