おはこんばんちわ、今回はモノクロ写真をカラー化してみよう回です。
いつも通り簡単にチャレンジできるものなのでのんびり見ていただけると嬉しいです。
モノクロ写真をカラー化、一時期テレビにも取り上げられるくらいには流行っていましたね。
モノクロ写真でも色彩のデータは残っているのでカラー化できるだなんだ、パソコン素人の私からすればよくわからないことだらけなので今回はそんなことは忘れてアナログな作業をしてカラー化を試みてみようと思います。
カラー着色してみよう
ベースをつくる
1.写真を用意
まずはカラー化させたいモノクロ写真を用意します。
写真が用意できたら、Photoshopに取り込み、着色作業ができるようにPhotoshopのモード設定をRGBカラーに設定。
この時に写真全体の明るさやカラーバランス、目立つごみなどを簡単にレタッチしておくと完成イメージが湧いて画面が作りやすくなるのではないかなと思います。
2.色付け
早速色付けスタートです。
クイック選択ツールで色付けしたい箇所を選択します。
私は最初に肌を塗ろうと思ったのでクイック選択ツールでおおまかに選択し、調整レイヤー(レイヤーパレットの右下の丸いやつ)のカラーバランスを選択しベースとなる肌色を作りました。
選択範囲がはみ出てても土気色してても誰にも怒られないので楽しくいきましょう。
その調子で髪の毛なんかも境界線の調整でちゃちゃっと選択、カラーバランスで調整をします。
かなり調整レイヤーが多くなってくることが予想されるので、それぞれ色分けしたパーツごとにグループ分けをすることをお勧めします。
瞳も塗っていきましょう。
やっぱり瞳を塗るとテンションが上がりますね!
上がりすぎてベースの色だけでなく虹彩まで露光量で煌めかせてしまいました。
全体的に薄く色を乗せたものがこちら。大体完成図が見えてきたかな~~
ベースに更に色をのせる
続いては更に色つけていく、完成に向けてのハッピーな作業です!
基本的に上記で行った作業と同じで、ちょっと細かい作業が入ってくる程度なので画像は小さ目で…
1. 薄く色をのせただけのもの。
2. 口紅を塗り、レベル補正で髪色に深みを持たせる。
背景のただの緑状態のものに黄色を足し、鮮やかさを配合。
3. 口紅を塗ったのに合わせて肌のグレーがかった影をなげなわツールで部分的に選択、カラーバランスでマゼンタを入れ選択範囲をぼかしてなじませます。
肌の全体的なコントラストも上げて健康的になってきました。
4. 何かが足りない! ということで多分元の情報にはないであろう、ほっぺたにチークを入れ血色をよくしました。
脱・ゾンビ髪
飾りのバラも色域指定で足りない色味を足したり引いたりします。
いい感じになってきた気がします。
満足がいくまで調整を繰り返し、はみ出した選択範囲も修正をし、全体的にレベル補正やカラーバランス、色相彩度に頼りきって完成したものがこちら。
かわいい。
元画像のモノクロ写真をコピーしてセピアがからせるともっとやわらかい着色写真になります。
おしまい
色の情報が何もない状態から配色を決めていくのはかなり難しいことでしたが、突拍子もない色や彩度設定を避け、バランスを見ながらやってみれば案外はまってくれました。
お蔵入りされている昔懐かしい写真などをレタッチすれば、家族を喜ばせることもできるはずです。
いろいろとお試しください。
それではよいレタッチライフを