こんにちは、今回はレタッチチームの企画ものということで、日々諸先輩方のテクニックに圧倒されつつ、ひよっこではありますが私も大きな波にのってみようと思います!
- ↓企画の詳しい内容はこちら!↓
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(記事内のアイコン作成しました☆)
http://www.go-next.co.jp/blog/web/photoshop/14229/
目次
まずは観察と比較
私はまず、この美女となるべくして選ばれた素材男性から感じる、「女性とは異なるイメージを持つ部分はここかなぁ」と思う部分を書き出して意識しました。
- 髭剃り跡がある
- 手が大きい
- 顔がシュッとしている
- おでこが平らで、眉部分の骨が出ていてゴツゴツしてる
- メイクをしていない
画像を観察してぱっと思いついたことを簡単に羅列してみました。
男性と女性同じ人間ですはありますが骨や筋肉のつき方が全身で変わってくるようで、男性の頭部は主に眉部分の眉弓がゴツッとでていて、顎にある頤(オトガイ)がしっかりしているのが特徴だそうです。
※もちろん個人差があります!
そのあたりを意識して骨格から女性に変えていきたいと思います!
やってTRY!
1.お肌をキレイに
造形は後程変化させていくので、まずはスタンプツールで目の下のクマや豊齢線を薄くし、毛穴を目立たないように肌を整えました。画像が小さ目なので分かり辛いですが大事な作業です!
ワイルドな剃り跡はパッチツールの丸書いてちょん作業で肌の質感を残しつつ地道に消していきます。
涙ぼくろはチャームポイントなのでそのままに…
2.目をぱっちり、鼻を小鼻に
続きまして、「かわいいものは目が大きい」という猫原理に倣い、歪みツールで黒目を大きくしました。凛々しい眉をバランスを見ながら濃さを均等にしたり細く整え、鼻も小ぶりに調整していきます。
……ちょっと黒目が大きすぎる気がしますが後々修正します。
3.輪郭とにっこり口元で優しい印象に
面長の印象があったので若干短く、頬をふっくらさせました。髪の隙間を埋め、広角を上げニコッと、手も少し小ぶりに。
2でやった作業を更に強くレタッチを繰り返したのがこちら。
まだこの段階では優しそうなお兄さんですね。手強い。そして誰かに似てる。
4.メイクで女は変身するの!
元の素材を弄っているだけでは飽きるだけでどうにも美女になってくれないので、力不足さを補う為にメイクをしていきます!
まつ毛を瞳などの色をスポイトで拾っていい感じになるまでブラシツールで直接書き込みます。二重の線も一緒に。
色調レイヤーを駆使し作ったアイシャドウで目元に深みを持たせ、素材を生かして印象的な瞳にしました!
いい感じになってきたような!!!そう思っておきます!
おねえというか宝○というか…
5.努力で更なる高みへ
タイトルにもあるようにここから先はひたすら気になるところを微調整の繰り返し。
眉の角度を緩やかにしたり、しっかりした鼻筋を薄くしてみたり、より柔らかい雰囲気になるように手を加えていきます。
口紅も塗り、手袋やマフラーも女子っぽく色調レイヤーでカラー変更☆
人物はこ、これくらいにしておいてやろう…!><。。
6.身もココロも…
仕上げに全体の色を整え、お花をバックにちょうど空いてた右側で部長に想いを馳せさせる乙女加工を施したら完成です!!
背景もふんわりした雰囲気を演出しました。
通称"幸せ撒き散らし加工"。
これでもう脳に直接訴えかけているので女の子にしか見えないはずです。※やっつけではありません。
時には発想に頼るのですアーメン。
おわりに
今回の企画ではなるべく自然な加工を心がけました。
男性→女性加工は初チャレンジでしたがずっと画面を見続けることによって男性だか女性だかわからなくなってくる現象に襲われるんですね…これがゲシュタルト。
加工するということはその対象物をただきれいにすれば良いのではなく、ものの構造を理解することがとても大事だということを痛感しました。
でも楽しむことだってとても大事、、今回の企画はいろいろな可能性を感じられたとてもいい機会でした!
企画をしてくださっためい先輩、ありがとうございました!(^^♪