こんにちは、ビビです。
今回はPhotoshopの面白い機能をご紹介します。
その名も「パペットワープ」。パペット(操り人形)のように写真を動かせるというもので、CS5から実装された機能だそうです。
目次
Photoshop「パペットワープ」を実際にどんなものか使ってみよう。
テスト環境:windows7 Photoshop cs5
まずは写真素材を用意します
座ってる写真をチョイスしてみました。本当は躍動感のある写真の方が編集しやすいかもしれません。今回は立たせたいだけなのでシンプルなものとしました。
※写真はこの時点でトリミングしておくと、後々綺麗に動かせるので切り抜いておきましょう。
対象の写真レイヤーを選択した状態で「編集」→「パペットワープ」起動
写真全体がメッシュ生地で覆われます
このメッシュがパペットワープです。パス一本一本が操り糸だと考えてください。このメッシュの細かさは右上にあるポイント数の増減で調整できます。今回はデフォルトの「標準」で進みます。
※その他にも変更可能なステータスが用意されていますが、今回は割愛させて頂きます。
メッシュ生地にピンを打ちます
ピンを打つとその部分は固定されるので、動かしたくない部分に打っていきます。
適当に打っても割と上手くいきますが、関節や体のラインなどを意識すると自然な仕上がりになります。
基本的な操作は「Alt」ボタンとマウス動作だけでOK。
- ピンを指す⇒メッシュのパス上にクリック。
- ピンを抜く⇒「Alt」を押しながらピンをクリック、もしくはピンを選択して「Delete」を押す。
ピンを回転させます
ピンを選択して「Alt」ボタンを押すと回転マークが出るので、曲げたい方向へ回転することが出来ます。
すると、面白いことに関節が動いて足が伸ばせました。
そんなこんなで、腰も同じくピンを打って回転させてやると・・・
立った立ったクララが立ったぁ!!
・・・飛んだり跳ねたりもしますwすごく元気ですw
補足.ピンは回転だけじゃない
曲げることばかり書いてきましたが、打ったピンはドラッグした状態で自由に動かして写真を伸縮出来るので、「指先ツール」や「ゆがみフィルター」と同じ効果が得られます。
回転機能と合わせれば、これ一つで従来の伸縮機能を一気に凌駕出来る代物です。
これさえあれば、どんな写真もお好みのポーズに加工し放題♪
あー恐ろしいw
ビビの適当な説明じゃよく解らなかった人は、Adobe公式動画「パペットワープの使い方」も見てみてください。
さすが公式は違うぜってくらい詳しく丁寧に説明してくれてるので参考になると思いますよー。
それでは!