こんにちわ、ビビです。
今回はPhotoshopで写真からシルエット素材を作る方法を簡単にご紹介します。
シルエット素材とは?
シルエット(フランス語: silhouette)は、輪郭の中が塗りつぶされた単色の画像のこと。影絵と同義に見なされる場合もある。
Wikipediaより
シルエット素材は、比較的デザインの癖が少ないので、どんなデザインにも合わせやすく、例えば、写真使用が権利的な面や撮影コスト面で難しい場合でも、安価に代替素材として使用できる便利な素材です。
最近は無料で提供している素材サイトも多く、自分で作らなくても簡単に欲しい素材を手に入れられる便利な世の中になってきました。
とはいえ、クリエイターである以上、オリジナルのシルエット素材も作ってみたいよね!・・・でもゼロから描くのは苦手なんですって方に必見。
絵は描けなくてもいいんです。写真素材をベースに様々なシルエットは作れるんです!
ぜひご覧あれ♪
作成時の注意点
シルエットは中身を全て同色で塗りつぶしてしまうので、画像から得られる情報量は普通の写真等と比べるとほぼ皆無に近いです。
その為、輪郭線だけで何を表しているかを一目で伝えられなければ素材として意味を持ちません。
- 注意するポイント
- 1.動きが分かりやすいポージングで描かれている。
- 2.パーツを切り離すことで、動きや奥行き感を表現する。
上記の点を意識して作成すると良いと思います。
ご参考までに。
作成開始
ということで、さっそく写真からシルエットを作っていきましょう。
写真の用意
まずは写真調達です。今回は、無料写真素材サイト「ぱくたそ」からお借りします。先述の注意ポイントを意識して分かりやすそうな素材を選んでみます。
はい!めっちゃ簡単そうなの発見↓
背景削除/輪郭作成
次は背景や不要な部分を削除して、素材の輪郭を形成していきます。
今回は背景が白い写真なので、自動選択ツールで一発選択しましょう♪
※自動選択で上手くできない場合はペンツールで範囲指定してくださいね。
背景を全て選択したら選択部分を削除します。
色入れ
カラーオーバーレイなどで好きな色に塗りつぶしたら完成です。
このレイヤーから作業用パスを取得してIllustratorに取り込めば、簡単にベクトルデータにも変換出来ますので、使用範囲がグググッと広がりますね。
ぜひお試しあれ!
他の写真でもやってみよう!
調子乗ってきたので、いろいろやってみましょう。
ほれ♪骨折!
ほれ♪サッカー!
ほれ♪マッチョ!
ほれ♪ロリ!じゃなくて小学生!
あれ?
この小学生、色塗りつぶすとよくわかんない画像になっちゃいますね。
そう!これがシルエット素材の落とし穴です。手や足が体と重なるとシルエットではその人がどんな状態なのか判別できなくなってしまうんです。
ふむ、さてさてどうしたものか・・・
おし、チャチャっと調整してみましょう!
改めて
はいどうでしょうか、小学生らしさ出ましたか?
これなら「小学生」って分かりますよね?
作業としては、ほんのちょっとの調整なんですが、与える印象がかなり変わるので面白いですよね♪
帽子なんて頭のラインそのまま使ってるので、それは果たして被ってると言えるのか?
と疑問に思うところもありますが(笑)シルエットならではの表現手法ですよね。
みなさんも「らしさ」「っぽさ」がしっかり伝わるシルエット表現を探してみてください!
まとめ
というわけで、今回はここまで!
シルエットの世界にハマってきましたでしょうか?
次回は第2弾として、写真をベースに今回よりも作り込んだシルエット素材をご紹介します!
乞うご期待!