やってまいりましたレタッチ企画第2弾!
夏ですね。その昔、「懐メロ」という概念を「夏メロ」と勘違いして覚えていたました。
みなさんの夏メロはなんでしょう!
やっぱり「とりあえずビールで」感覚で「とりあえず大瀧詠一で」?
今回の企画は夏ということもあり超常現象ですが、
これは今までに私が経験した超常現象を発表する場を設けてもらったということにしましょう!
ph○t○sh○pで作ったとかそんなはずがあるわけないじゃないですかアハハ
目次
問題の超常現象写真
早速ですが私がインドに行った時の話、オールドデリーでインドのカオスを感じたり、ガンジス川水清く~とふざけたことや、
そして何よりアーグラーで世界遺産のタージ・マハルを見られたことが何よりの思い出…と、帰りの機内でほっこりしていた時、
ふと窓の外を見るとわが目を疑う光景が私の前に現れました。
その時の光景がこちらになります。
え? ラpy…
天空の……タージ・マハル…?
えっ
そうです、雲の中からかのタージマハルが現れたのです。
飛行機のパイロットは全員UFOを目撃しているとも言われています。
私の身にも起こるとは思いもよりませんでした…
それからタージ・マハルは雲とともに揺蕩うと青天井に消えていったのでした…
画像検証
日本に帰ってからもこんな写真が撮れたことが信じられずちょっぴり怖くてお蔵入りしていましたが
天空のタージ・マハルは本当に実在するのか、検証という名の解説をしていきたいと思います。
3枚の画像を使用している…
この画像ではおそらく以下の3枚の画像が使用されています。
- 天空に浮かばせたいものの画像
- 天空の土台になる画像
- それっぽく見せるフレーム画像
画像が切り抜かれている…
①の合成に使いたい部分が切り抜かれています。
この画像は背景がごちゃごちゃとしていないので先に背景を選択して、
境界線の調整をしてから最後に選択範囲の反転をし、
細かい選択範囲はちょっとだけ丁寧に選択したようです。
切り抜いた①をドラック&ドロップで②に乗せている…
切り抜いたタージ・マハルを隠したい場所に乗せると…
普通にシュールですね。
ひたすら馴染ませている…!
そこからはただひたすら余所の雲をコピって張り付けたり雲のブラシでなじませてみたり、できるとこまでやったという怨念が感じられます…
浮かせたい画像に被る雲とその奥にある雲を作るとリアル感が出るのでおすすめ。
合成合成、更に合成…!?
いい感じに雲とタージマハルの境目が馴染んだら、画像③の飛行機の窓にはめ込む作業が最後のようです。
これまで作った画像を複製し、すべてを結合します。
そうしたら画像③にドラッグ&ドロップで移動させます。
移動させた合成レイヤーは窓枠に合わせて遠近法をかけて、
窓枠外のはみ出ているところは消してしまいましょう~
霊(レイ)ヤー構成…
レイヤー構成はこんな感じです。
③を複製し③複製レイヤー、①+②合成画像、③複製レイヤー(レイヤーマスクで窓枠外を削除したもの)の順で重ねます。
検証終了
青空を馴染ませたり、ガラスの厚みや光の当たり具合をトーンカーブ、露光量等の色調レイヤーをかけているように感じます…
最後に全体をCameraRawで整えれば完成!
おしまい
ここだけの話、私インド行ったこと…ないんです…
TVの超常現象企画、もろ加工やん~とか思って見てましたが、
これからは優しいまなざしで見られると思います。
思ったよりも超常現象を作るのは難しくかなりの難産となりましたが、
もっと合成のテクニックも磨いていきたいと思いました!
最後まで閲覧頂きありがとうございました!
天空の世界遺産、信じるか信じないかはあなた次第…