こんにちは。デザインチームのジョルノです。
今回はクラウド管理についてお伝えしたいと思います。
デザインをしていると、IllustratorやPhotoshopの.aiや.psdといった容量の大きいファイルを扱う事になります。保存容量は多い方がありがたいですよね。
現在は色々なサービスが無料であるので、Webの仕事に関わる方なら皆さん利用経験があるのではないかと思います。
例えば、Dropbox、SugarSync、Shared.com、bitcasa、Copy、Amazon Cloud Drive、OneDrive、evernote、etc・・・・・と無数のクラウドサービスがあります。
サービス比較については、まとめサイトがありますので、そちらを参考にして下さい。クラウドストレージ料金比較まとめ
この記事ではGoogleDriveとDropboxについて掘り下げたいと思います。
GoogleDriveとDropbox
私は現在プライベートではどちらのサービスも利用してますが、Dropboxの便利さには感動しました!
自分のPCのローカルフォルダに保存すると、同時にクラウド上に保存され、設定してあるPC同士で自動同期でアクセス可能。
しかも、オフライン時には通常のローカルフォルダとしてアクセス可能、オンラインになればまた自動同期。
利用感覚がストレスフリーなんです。
それに対してGoogleDriveはどうかというと、
通常の利用方法ではオンラインストレージ系のサイトと同様に、Webページを開いてそこにUPするようになっています。
なので、それと比べてDropboxの便利さに感動したんですが、実は簡単な設定でGoogleDriveもDropboxと同じような感覚で利用する事ができるんです!
設定方法
設定も簡単!
こちらのページからGoogleDriveをダウンロードして、設定画面で同期に使用するフォルダを指定するだけ!
初期設定のまま使うなら、ユーザーフォルダー内に「Google Drive」フォルダが作られます。
あとは通常のローカルフォルダに保存する感覚でGoogleDriveフォルダを使用すれば、自動でクラウド上にもファイルがアップロードされますし、同じアカウントでGoogle DriveをダウンロードしてあるPCのGoogleDriveフォルダは自動で同期されます。
料金&容量比較
使用感が同じになれば、あとは料金と容量の比較です。
- Dropboxが無料で2GB、
アップグレードして月額9.99ドルで100GB2014/8/27より月額9.99ドルで1TBになりました。 - Google Driveは無料15GB、アップグレードして月額1.99ドルで100GB 月額9.99ドルだと1TB(1000GB)です!
Google Driveの方が、同じ容量100GBならコストは1/5!同じ金額9.99ドルなら容量10倍となります。
というワケで、私はプライベートでGoogleDriveをメイン利用しています。
すごく便利になりました♪
Dropboxのアップグレードをお考えの方はGoogleDriveのダウンロード利用も試してから検討してみるといいですよ。
普及状況
総務省から公表された2013年の「通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを利用している企業の割合は全体の33.1%だそうです。
まだまだ少ないんですね。
多くの企業が未だクラウドサービスを導入していない理由としては「必要がない」「情報漏洩などセキュリティに不安がある」「クラウドサービスの導入に伴う既存システムの改修コストが大きい」「メリットが分からない、判断できない」などが上がっています。
会社でのクラウド利用があたりまえになるにはもう少し時間がかかりそうですね。
下記のような意見もありますので、ご利用は自己責任でご判断下さい
利用規約には懸念も
ユーザーはGoogle社のサーヴィスにアップロードしたコンテンツを使用する権利をGoogle社に付与すると書かれているのだ。
ただし、The Vergeが指摘しているように、他のサーヴィスも似たような包括的な条項を設けている(場合によってはGoogle社よりさらに包括的だ)。
出典 『Google Drive』のファイルは誰のもの?
Thanks for your time☻
2014/08/28追記——
米Dropboxは8月27日(現地時間)、有料サービス「Dropbox Pro」のストレージプランを1つにまとめ、容量1TBを9.99ドル/月(または99ドル/年)で提供すると発表がありました。
これで1TBに関してはGoogleDriveと同じ値段になりましたね。GoogleDriveのメリットは月額1.99ドルで100GBの少額プランがある事でしょうか。
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