目次
- 1 はじめに
- 2 お世話になっているパッケージ
- 2.1 AutoFileName
- 2.2 BracketHighlighter
- 2.3 CSS Snippets
- 2.4 DocBlockr
- 2.5 ConvertToUTF8
- 2.6 Emmet
- 2.7 GotoDocumentation
- 2.8 HTML5
- 2.9 IMESupport
- 2.10 JS Snippets
- 2.11 MarkdownEditing
- 2.12 OmniMarkupPreviewer
- 2.13 Package Control
- 2.14 SFTP
- 2.15 SideBarEnhancements
- 2.16 SublimeCodeIntel
- 2.17 SublimeLinter
- 2.18 SublimeLinter-php
- 2.19 Sublimerge Pro
- 2.20 TortoiseSVN
- 2.21 Theme – Flatland
- 3 おわりに
はじめに
みなさんは普段どんなエディタをお使いでしょうか?
テキストエディタならサクラエディタやTeraPad、VimやEmacsが有名でしょうか。IDEであればEclipseやVisualStudio、XcodeやIntelliJ IDEA(PHPStormとか)なんかが有名ですね。
今回は恋に落ちるエディタとして有名なSublime Textで普段自分が使っているパッケージをご紹介致します。パッケージの紹介を通して、少しでもSublime Texterが増えてくれればいいなぁと思っています。
お世話になっているパッケージ
AutoFileName
imgタグのファイル名やphpでrequireするときのファイル名を自動補完してくれるパッケージです。
BracketHighlighter
タグの開始と終了を見易くしてくれるパッケージです。
CSS Snippets
CSSのスニペット集です!
DocBlockr
関数の引数や返り値の雛形コメントを補完してくれるパッケージです。
ConvertToUTF8
残念ながらSublime Textは標準ではShift-JISに対応していません。でも大丈夫!ConvertToUTF8があればね。
ConvertToUTF8は、SJISやEUCのファイルを編集する際に一旦UTF8に変換し、編集が終わって保存するときには自動でSJISやEUCに再変換してくれるパッケージです。
Emmet
Zen-Codingの後継と言われています。HTMLコーディングを効率よく行えるようになります。
GotoDocumentation
PHPerにとってphp.netはなくてはならない存在ですよね。GotoDocumentationは、関数の上にカーソルがある状態でF1を押すと、php.netの該当ページを開いてくれる機能を追加するパッケージです。
この関数どんな処理だったかな~??というときにすぐ確認できるので便利です。
HTML5
HTML5のスニペット集です!
IMESupport
Sublime Textは標準では日本語のインライン入力に対応していませんが、IMESupportを入れることでインライン入力を行うことできるようになります。
JS Snippets
JSのスニペット集です!
MarkdownEditing
エンジニアの方はMarkdownでドキュメントを書く機会が多いのではないでしょうか。(この記事の草案もMarkdownで書いています。)
MarkdownEditingは、Markdownのハイライト表示を行ってくれるパッケージです。
OmniMarkupPreviewer
Markdownで書いたドキュメントをブラウザでプレビュー表示できるパッケージです。
プレビュー表示はドキュメントを編集するとリアルタイムで反映されるので、仕上がりが気になる方はぜひ。
Package Control
Package Controlは、パッケージのインストールや有効化・無効化、削除といったパッケージ管理を行うパッケージです。Sublime Textをインストールしたらまず初めに入れましょう。
こちらのコードをコピペしたのち、Sublime Text上でCtrl+`を押下するとコンソールが開かれるので、コピペしたコードをぶち込んでEnterすればインストールされます。
SFTP
その名の通りSublime Text上でFTP/SFTPが使えるようになるパッケージです。編集してすぐショートカットキーで一発アップロードができるので便利です。
以下のようなjson形式で設定が書けます。SFTPに限らず、Sublime Textのパッケージ設定は基本すべてjson形式で柔軟に記述できるようになっています。もちろんSublime Text自体の設定も設定UIは存在せず、json形式で記述するようになっています。
{
// The tab key will cycle through the settings when first created
// Visit http://wbond.net/sublime_packages/sftp/settings for help
// sftp, ftp or ftps
"type": "sftp",
"save_before_upload": true,
"upload_on_save": false,
"sync_down_on_open": false,
"sync_skip_deletes": false,
"sync_same_age": true,
"confirm_downloads": false,
"confirm_sync": true,
"confirm_overwrite_newer": false,
"host": "example.com",
"user": "username",
//"password": "password",
//"port": "22",
"remote_path": "/example/path/",
"ignore_regexes": [
"\\.sublime-(project|workspace)", "sftp-config(-alt\\d?)?\\.json",
"sftp-settings\\.json", "/venv/", "\\.svn/", "\\.hg/", "\\.git/",
"\\.bzr", "_darcs", "CVS", "\\.DS_Store", "Thumbs\\.db", "desktop\\.ini"
],
//"file_permissions": "664",
//"dir_permissions": "775",
//"extra_list_connections": 0,
"connect_timeout": 30,
//"keepalive": 120,
//"ftp_passive_mode": true,
//"ftp_obey_passive_host": false,
//"ssh_key_file": "~/.ssh/id_rsa",
//"sftp_flags": ["-F", "/path/to/ssh_config"],
//"preserve_modification_times": false,
//"remote_time_offset_in_hours": 0,
//"remote_encoding": "utf-8",
//"remote_locale": "C",
//"allow_config_upload": false,
}
SideBarEnhancements
サイドバーの右クリックメニューを拡張表示してくれるパッケージです。
SublimeCodeIntel
自作関数・変数・定数の定義元にジャンプする機能を追加するパッケージです。定義元にジャンプするのも元の場所に戻るのもショートカット一発でできるので大変重宝しています。
SublimeLinter
リアルタイムで構文チェックをしてくれるパッケージです。SublimeLinter+言語個別のLintパッケージを入れる必要があります。
SublimeLinter-php
PHPの構文エラーをチェックしてくれるLintパッケージです。セミコロンのつけ忘れや閉じられていない括弧など、たまにあるミスをリアルタイムで指摘してくれます。
PHPにパスが通っている必要がありますが、XAMPPやMAMPがインストールされていれば既にパスが通っているはずなので、このパッケージをインストールするだけですぐ使えます。
また、PHP用のLintパッケージは他にも以下のようなものがあります。
・SublimeLinter-phpcs
Sublime Text上でPHPCSを使えるようにするパッケージです。PHPCS(PHP CodeSniffer)は、コードがPSR2などのコーディング規約に違反していないかチェックしてくれるツールです。
なおこのパッケージとは別に、予めPHPCSをインストールしておく必要があります。
・SublimeLinter-phpmd
Sublime Text上でPHPMDを使えるようにするパッケージです。PHPMD(PHP Mess Detector)は、コード中の使われていない変数や巨大すぎるクラス、長すぎ/短すぎな名前など、いわゆるバグになりそうなところを指摘してくれるツールです。
こちらも予めPHPMDをインストールしておく必要があります。
Sublimerge Pro
2つのファイルの差分を見たいってときに使えるパッケージです。WinMergeとか使えばいいじゃんと思うかもしれませんが、Sublime Text上でさくっと確認したい方はぜひ。
TortoiseSVN
TortoiseSVNを利用して開発を行っているならばぜひ入れておきたいパッケージです。TortoiseSVNのラッパーパッケージなので、Sublime Text上でそのままTortoiseSVNの機能(更新・コミット・ログ閲覧など)を利用することが出来ます。
Theme – Flatland
Sublime Textはパッケージだけでなく、テーマをインストールして見た目を好きなように変えることもできます。Package ControlでThemeと検索すると様々なテーマが見つかるので、自分好みのテーマをインストールしてみましょう。
おわりに
以上こんな感じです。
ちなみにSublime Textは有料($70)ですが、たまに出るポップアップが気にならなければ無料で使い続けられます。私は気になるので購入しました。
最近はSublime TextのライバルになりそうなGitHub製のAtomも人気出てきていますし、選択肢がたくさんあって楽しいですね。
みなさんも良いエディタで良いコーディングライフを!